MALICE MIZER Human Sience High Society Syndrome System File 002 渋谷公会堂 1999年04月03日
生まれて初めてのライヴ参加。
マシェリに入ってから初めてのチケット先行。
好きになったのがmerveillesツアースタートと同時くらいだったので既に手遅れで
待望のMALICE MIZERのステージを見に行ける機会がやっと訪れた!

地元から友達と東京へ初遠征。
マリスって言ったらイコールで結べちゃうくらいコスプレが盛んなファン層だというのは知ってたので
ライヴに行くなら当然!という意気込みで何の抵抗もなくMana様コスの準備をしました。
ファンになってからこの日を迎えるまで1年近くあったので
それまでに家でメイクだけ試すことはあったものの、外に出て行くのは初めて。
人の視線が突き刺さる衝撃と非日常的な装いに何度も何度も吹き出しそうになって
友達と繋いだ手で肩身狭い想いを共有しながらクスクス笑って逃げるようにして原宿の人ごみをかき分けた思い出。

会場についたら、もう溢れんばかりのマリスコス!!!!
ひゃあああああああああああああああ!!!
憧れの衣装をまとった人たちが動いてる!すごい!すごい!すごい!!
自分の完成度の低さが恥ずかしくなりつつも、興奮がおさえられずに撮影をお願いしに飛びつく私たち。
この為にちゃんとカメラと名刺を用意したんですもの!
会場入口からもう目移りするくらい素敵なコスさんがたくさんいて中々奥へ進めない(笑)。
皆さん衣装やメイクだけじゃなくポージングも完璧で、もう感動しまくり!
撮影用にセットっぽくアイテムを飾ったりして写真頼まれるの待ちでワイングラス揺らしてる人がいたり
全く喋らずにジェスチャーと頷きだけで応答するマナコスさんがいたり
こんなあたしでもすごくフレンドリーに話してくれたり逆に一緒に撮って欲しいってお願いしされたり
完璧に世界に入り込んだポージングとすごいクオリティの衣装合わせの人たちに人だかりが出来てフラッシュ光りまくってたり
非日常すぎて眩しい…。

フィルム1本使い切って一通り撮影も満足し、あっという間に50枚用意した名刺もなくなって
ぼーっと会場の光景を眺めては夢うつつ。
地元でようやく発見した貴重なファンと友達になって今日ここに一緒に来てるけど
それまでは誰も同士がいなくて周りの友達や家族に話せば気持ち悪い頭おかしい扱いで
「皆マリスの良さを分かってくれない!」と常々感じていただけに
マリスが好きだということをビジュアルで表現する人たちの多さに胸がいっぱいに。
ライヴってすごいな…こんなにマリスを好きな人がいるんだな…。

そしていよいよ入場。
チケット先行案内のハガキに「入場者全員にプレゼント有り」と書かれてたのは名札とボードでした。



イベント名の訳「人間とは?を考える会症候群」の研究員の仲間入りを果たしたわけですね…!
あと白面と黒面の光沢のある厚い用紙。



黒い方、指紋すっごいつきます(笑)。



FC会員1人1枚というチケット発売だったので友達と別れて1人で席へ。
電話予約が奇跡的に10分で繋がって、なんと1階2列目というすごい席が当選してしまったんだけど
席についてみたら上手寄りセンターで想像を越える眺めに大はしゃぎ。
周りの席の人も同様で皆で興奮を分かち合いながらまたコスさん同士の交流が始まって
もう名刺ないから手帳にメモして連絡先交換したり。

お待ちかねの開演!
ザーっという音と共にスクリーンに砂嵐が映ってサンクパラレールの映像。
どんな意図があるんだろうと固唾を飲んで見守っていたらメンバー登場!!
4人は新衣装をまとっていて、上手に用意された椅子に着席。
近い!近い!上手側の席だった自分たち興奮しすぎて初対面の隣の人と手を握り合って喜んだ(笑)。
うわあああ…マリスだ、マリスほんとにいるんだ…。

最初は地下活動中に各自研究していたことを発表するコーナー。
一人ずつ下手の教壇に立ってスクリーンに映像とか写真とかを映し出す。
Kamiくんは自分ちに自分の写真とかポスター飾りすぎでウケた(笑)!
あたしYu〜kiちゃんが喋った声をこの時初めて聞いて衝撃的だったんだけど
口にする言葉が「私です…」「恐らく私です…」「多分私です…」とコメントも可笑しかった(爆)。
こぢは変な写真ばっかり(笑)。
Mana様は人類EGL計画とかで都内にお店をオープンするらしい。

次が質問コーナー。
ずっと椅子に座ったままなのでじっくり観察出来て幸せだった!

後日発売された雑誌のレポに面白い記載があったので抜粋。
−マイブームは?
Yu〜ki「(震えている、言葉詰まる)…自分とは何か?自己観察…(声が消えそう)」
Kozi「あ、やばい!電池が切れかけてるよ!単2電池2本(笑)!」

それが終わるとメンバーが一旦ハケて、今度は何かなーと待っていたら…
照明が本格的にチカチカして『Ju te veux』が流れた!!!!
え、うそ、Gacktいないのに誰が歌うの!?もしかしてGackt出てくる?いやそれはないよね、え?え?えー!?
と軽くパニックになりながらステージを眺めていると
Mana様とKoziがレスパスと同じようにステージ奥から登場して踊りだした。
うわ!うわ!うわあああああ!!!

と思ったら歌が始まるところで音止まった(爆)。
まあ…ボーカル出てくるわけないよね…。
ちょっとショックを受けつつも、ダンス講座コーナーということで夢中で真似して楽しかった!
Mana様先生がKoziにスパルタだった(笑)。

フロント2人の後はバック2人の出番。
和風な音楽に合わせてYu〜kiちゃんが鼓を叩き、Kamiくんが武将の舞を披露。
マリス関係ないから少しダレたけど、Yu〜kiちゃんのポン!のタイミングがおかしくて笑った。
舞い披露の後はKamiくんのトーク。
誕生日は恋人と過ごすような甘い予定もなく、実家に帰ろうとしたら車がパンクして大変だったとか。

続いては会場全員立つように指示されて、入場時に貰った白黒用紙を使って○×クイズ。
おお、これただのお土産じゃなかったのか。
早々に間違えて座ることになっちゃったけど、最後まで残った数人がステージに。
マナコスの人がステージに上がってくるのを見たKamiくんが
「おお!Mana様ではないか…!」って迎え入れてたのが印象的(笑)。
サインの贈呈があったんだけど、Kamiくんが表彰式みたいにやって面白かった(笑)。

ツアー初日のこの日だけなかったらしいんだけど
2日目からはKamiくんが客席に降りて来てくれたらしく
マントの裏地のキラキラが通路に落ちて皆終演後にその粉を拾い集めたとか。
どの雑誌とか見ても初日は感覚がつかめなくて2日目からは調子が出てきた的なこと書いてあるのが悔しい(笑)。

最後は2/1誕生日のKamiくんと3/19誕生日のMana様のお祝い企画。
もう4月なんだけど(笑)。
2人の生い立ちVTRが流れたんだけど、Mana様の今の顔で赤ちゃんバブバブになってるのとか可愛すぎて皆悲鳴!
Yu〜kiちゃんとKoziが大きなケーキを運んできて、皆でハピバ合唱。
そしてなぜかMana様とKamiくんでケーキ入刀の儀式。
Kozi「これで2人は固く結ばれました」
ん?結婚式ですか(笑)?



しかしKamiくんの笑顔が素敵すぎて、もう完全に「お幸せに!」って感じだった(笑)。
2人とも可愛いよー!!!
その後ガバっとケーキに抱きついて、クリームついちゃう!と思ったら
バッシバシ叩いて「これ作り物なんだよね(笑)」って(笑)。

最後に一言ずつ挨拶してMana様がサインボールを投げて終了。
Mana様の投げ方すっごい男らしさ出てた(爆)。
Kami「今度はライヴで会いましょう!」

すっごい楽しかったなあ。
正直なところ少し嫌な感情も持ったまま今日を迎えたんだよね。
Gacktに対してあまりに酷いことを言うから、Gacktを庇いたくなる故の敵対心というか。
でもKamiくんの笑顔がほんと素敵で。
自分でもビックリするくらいKamiくんに惹かれて、ほだされて、癒されて。
やっぱりマリスも応援しよう、ついていこうって思ったのでした。



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