Moi dix Mois Moi-meme-Moitie presents 「Dis Inferno」 渋谷AX 2002年07月31日
Moi dix Mois始動ライヴ。



この日は2期マリスのMana様コスで明るい緑色のドレスで華やかに着飾りました。
わたしを見た道行く人は今日も「マリスミゼル」と口にしていました。嬉しい(泣)!
忘れ去られた存在だけど、こうして外を歩く事で皆が思い出すっていいなぁ。
歩いてるとモワティエ着たマナコスさんやらモワティエのロリィタさんがいっぱい(幸)。
今日ライヴだよね!って気が高まる。

身内大集合して会場入りするとこれでもかってくらい人口密度が濃くてビックリ。
その人ごみをかきわけて歩くのはなんか緊張した(汗)。
やっぱ皆真っ黒なのに緑一人で浮いてるし(汗)。
白肌とガーデニアとウエディングは見たのだけど、カラーなコスさんが見事にいない…。
深く考えずにマリス時代の衣装でくるのはマズかったんでしょうか…肩身が狭い(泣)。
友達のdixの書き方上手だなぁと思っていたら実は初め間違ってbixと書いてしまい慌てて直したと言うエピソードを聞く(爆)。
でも今日もでこbixの人何人かいたよね(笑)。
聞いた話によると「xib」もいたらしい(爆)。
皆慣れてないながらに手を出してる微笑ましい感じです。

開場し始めたので近くへ移動。
自分達の整理番号目前で慌てて並びに行く。
500番台前半だったので2柵目狙えるかなぁと思ったけど1列目は埋まってたのでその後ろへ。
つい癖で下手に来てしまったけど、今日はマリスのライヴじゃないからMana様の立ち位置が分からないことに気付く。
会場ではミゼラーとの再会がいっぱいで喜んでたけど、だんだんと今日はマリスとは別なんだなって感覚に。

いつの間にか出入り口が閉まった。
パソコンで聴いた唯一知ってる新しい音源、あの洗礼の曲と共に
薔薇ライヴの儀式を思わせる蝋燭を持った変な人が何かを探す感じで現われて
最後にMana様と思われる人が出てきて花道でdixの仮面をはずした。
顔がわかった途端にみんなキャー!て叫んで皆の手が一斉にMana様に向かってた。
あたしも感極まって涙ぐんでいたけれど、嬉しいのか悲しいのかなんなのかわからなかった。

で、モワティエのショータイム。
普通のファッションショーとは違うと言ってたけどそんな大差はなかろうと思っていたのは若干正しかったです(爆)。
でもところどころにパフォーマンスあったり、とにかくみんな綺麗で細くて素敵でした。
こないだマルイワン行った時に傘買おうとしたらもう売り切れちゃってて
「レースがついた新しいのが出るんですよー」と店員さんから聞いていたので「ああこれか!」と思ったり。
あの傘は確かに可愛い。むちゃくちゃエレガントで。かなり欲しいです、2色買いしたいくらい(笑)。
お店でみたことある服やショー用だけで販売しなそうだなぁと思うものまで色々。
しかしモデルさんの雰囲気がモワティエにピッタリで素晴らしい(拍手)!

次はSchwarz Stein。
ビジュアルに惹かれて興味を持ってたけど、デジタル全開の曲聴いて抵抗感。
MCはなくてあっけなく終了。

またモワティエのショーの続き。
さっきは雰囲気重視でパフォーマンス多かったけど、今度はデザインや顔がよく見えるように明るいままで全員並んで。
予想通り最後にMana様が現われ、サイドのモデルさんから赤い薔薇を受け取り客席へぽーん。
さっきと同じ服着てたから「もしかして今日ずっとあの格好?」と思ったけど、映像流している間に着替えた模様。

そしていよいよMoi dix Mois。
ハコじゃ演出も何もなく、普通に登場していきなり演奏。
Mana様上手側でした(残念)。
アリクラでみんな真っ黒で、髪の毛逆立てて激しい感じ。
お揃い着られるとパッと見Mana様どれだか分かりません(灰)。
でもベースの人は頭でかかったし、Mana様の方が明らかに華奢だったのでよく見れば見分けはつく。

なんか、曲を楽しんでのるどころじゃなくて、観察ばかりしてしまった。
知らない曲ばかりじゃ初めからのる気はあまりなかったんだけど。
去年のライヴのガーネットのような存在ならば「新しい曲だ!覚えなくちゃ!!」って一生懸命になるけど
全くの新しいものを見ているのにしょっぱなからのってくださいと言われても無理です。
Mana様が一体感やノリを求めてるのはすごく伝わってくるんだけど。
演奏中、一度も叫ばす、一度も手を伸ばしませんでした。
ただ視線でMana様を追うだけでリズムをとることもなく固まってました…。

色々考えてしまって切なくて。
Mana様があたしの知ってるMana様には見えなかったり
マリスで出来ずに我慢してたものってこんなものなのかという脱力だったり(しょぼいって意味じゃなくてね)。
頭の振り方上手になったな、練習したんだろうなとか
あぁ足開いてる、ズボンはいてる、本当にお人形のMana様をここでやる気はないんだなとか。
何を訴えたいのか知りたかったから詞を聴こうと思ったのにちっとも聞き取れなかった。
デスボイスってのは聴こえなくていいもんなんでしょうかね。
この世界観がイマイチなもんで理解も浅いです。
シュバルツのボーカルさんの方が歌唱力あったと思う。

ラスト2曲目で曲名を叫び、最後の曲の前には「ラスト!」と言って激しさは増してゆきました。
これが大好きな曲だったら相当盛り上がれたんだろうな〜っていう感じ。
こんなに激しい楽曲を目の前で一生懸命やってるのに
立ち尽くして見ることしか出来ないのがメンバーにも周りののってる人にも申し訳なかったです。
こっちもあっけなく終わり。MCなかったのが残念です。
言葉として伝えたいことはなかったんでしょうか。
あの雰囲気だけ伝わればいいんでしょうか。

メンバーが去った後映像が流れ、秋にCDリリースということと、またハコツアーをやるってことを発表。
あんまりハコ好きじゃないので若干げんなり。
映像が終わってもアナウンスが流れなくてアンコールがあるのかと待ってみたものの
しばらくしてからやっとアナウンスが流れて終了。

友達と顔を見合わせて「微妙…」と語り始める。
ホントMana様というブランド感がなければ面白味がない気がしてしまって。
後ろで見てたから会場全体の反応がよく見えて、正直ライヴ見学に来てしまった感じ。
盛り上がってるのはセンター最前付近の一部だけで
みんなが手を伸ばしたり叫ぶのはMana様が自分の近くに来た時だけ。
花道にMana様来るとあたしも「Mana様っ」ってなってなんとなく気持ちもMana様に近付いたけど
あと一歩の行動力が出なくてひっこんでしまって。
両手を広げて会場を見渡す姿は声を求めていると分かるのに立ち尽くして眺めてしまった。

今までの沈んでた気持ちがこのライヴを見て変わったらいいなと思って来たけど、確信をついてしまっただけでした。
今日の中で一番楽しかったのはファッションショー。
でも今日はショーを見に来たんじゃないんだよ。
何度も何度も切なくて泣きそうになって、必死にこらえて。
目の前にMana様がいるのに夢中になれないから肉体的苦痛ばかりが気になって。
なんか散々だったなぁ(苦笑)。

他の友達と合流すると何人かはかなりこのライヴ楽しかったようで、話を聞くと見ている所が全然違うことに衝撃。
カラス持ってた人の顔がYu〜kiちゃんに似ててシルクハットも似合ってるし手も震えてるのが面白かったとか
Mana様が時々息を大きく吸うのに口を開けるので白い歯が見えただとか(爆)。
ああいうのも好きだと楽しそうに話す人もいて温度差感じつつ
出くわす友達にちらほらご挨拶してやっぱ今日微妙だったね、って感想ばかりを聞いた。
全く未練なく「悩む余地なく無理!もうさよならだわ(笑)!」って言ってた集団の方たちも。
でも今日を無駄に過ごしたと思いたくなくて、必死にその中でも楽しかったこととかを話して笑ってみた。

今を生きていく為には思い出を思い出として捉えないといけないのに
あたしはいつまでも思い出の中に取り残されてて、それを今と思ってもいい気がしてた。
思い出に生きるのならば今はいらないし、今を生きるのならば過去は思い出にしなくちゃいけない。

このライヴから何日も悩んで考えて答え出してまた悩んでを繰り返してたんだけど
後悔しない為に、自分を保つ為に、幸せである為に
やっぱりあたしはミゼラーとして生きていたいと思いました。
なんか表現大袈裟なんだけど。



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