Moi dix Mois 「stylishwave」ILLUSION 日比谷野外音楽堂 2003年08月03日
コス衣装合わせの友達と徹夜かつ当日昼近くまでミシンがたがた。
出来上がったばかりの衣装を風になびかせ、地下鉄を出ると見覚えのある日比谷公園。
懐かしい…1998年のShock wave illusion(名称が変わった同じイベント)以来です。

色んなとこでライヴレポ見てる限りではディスっ子少ないと書かれてたんだけど
妖しいゴシックさんがいっぱいいるじゃないですか。
他のバンドのファン層というものを把握してないからイマイチわかんないけど、ロリィタもゴスロリもゴシックもわんさか。
モワティエ着てると確実だなってのあるけど(笑)。
コスさんも何人かいて、自分らかなり浮くとを覚悟してたけど案外なじんでました、多分。

着席すると思ってたよりかなりステージ近かったので、交渉せずに自分の席で見ることに。
隣にゴスロリの外人さんが来て、どうやらモワディスファンらしく
やたら積極的に話し掛けてきてくれたんだけど「モワディーモワ」って発音してた。

司会の大島さんが出てきてなんか喋ってて、1バンド目のShullaの演奏開始。
続いてナイトメア。
2つとも「うわービジュアル系のインディーズだー」って感じがしまくりだったけど、結構よかったです。
飛び入りでWaiveってバンドが出た。
名前も知らなかったけど、8割くらいの人が立ってて人気あるっぽい。
確かメアがセットサイドの枠組みによじのぼって客席煽ってて
席の場所指定して「そこも立て!後ろも立て!」って1箇所1箇所言うから殆どの人が立ってかなり盛り上がってた。
どのバンドも簡単な手の振りがついてて踊る踊る。やっぱこういうのあると楽しいよねぇ。
いつもモワディスのライヴアンケートに「今後モワディスに求めるものは?」って項目は
「皆で出来る振りが欲しいです」と書くんだけども。
横揺れはある意味要望に応えてくれたのかもしんないけどね(笑)。

何気に準備周到なわたしは大阪での出演順を事前にチェック済みだったので
Waiveが終わると次モワディスよね?と緊張が高まる。
というかあからさまにセットが妖しい(笑)。
ステージ両サイドにdix陣の旗が立てられて、出ました角十字。

いつものSEがなって「あ〜〜くるくる!」って思いつつ。
やはり鼓動SEに毎度ながらドキドキさせられます。
徐々にモワティエ着た人や黒い人が立ち始めたので自分らもスタンドアップ。
席が坂になってるからステージはバッチリ見えるんだけど
客席よりステージの方が低いモワディスは初めてだ。
最前とか出なくても全身見える客席構成ってそう思うと凄い。

サポートメンバーだから扱い悪いのか、トオルだけいつの間にかドラムセットんとこにいた(笑)。
妖しい音楽がなって、いざ登場!
下手からの登場で、上手にいたあたしの場所からは登場シーンがバッチリ見えた。
おおお!Mana様のウニ頭が見えた瞬間叫びましたよ。
本日の衣装はホットウェーヴ出た時と同じ黒チュールに青布挟んだオーバースカートはいてるやつです。
あの胸元の編み編みがいいよね。
Mana様は1番初めに出てきて1番最後に去ったのでいっぱい見てられて嬉しかった。

3人が揃ったところでKAZUNOとMana様が両手のDixポーズを突き上げて客席を煽り
客席もdixポーズを突き上げる中モワディス式のご挨拶。
「今宵闇の宴に…うんちゃらかんちゃら。漆黒の闇に舞い狂え!dix!」系の。
サバト見たことない人たちの目にどう映ってるのか気になりつつ、見せつけてやるー!の気持ちで張り切った!

「フロンエベーーゼ!」と言ってタリラリラリラリララララルルルル〜♪とあの燃えるイントロでスタート。
モワディスの中で1番激しくて大好きな曲なのでテンションあがったものの、体勢がキツイ。
会場が日比谷野外音楽堂って知った時点で物凄く不安だった「捕まるとこない問題」が今…。
しかも坂道に厚底で立ったままなので、どう考えても不安定。
そんなとこで頭振ってグラつかない訳がないのです(死)。
せっかくの大好きな曲なのにどうしたらいいのか大分戸惑って時間の無駄を食ってしまった。
2曲目の途中から、足を肩幅より少し狭く開いて
片足を前の席につけて重心落として膝に手をついて頭振るという体勢を思いついたので
そっからはガンガン行ったのだけど
2曲目・3曲目と続いて新曲…がーん。

2曲目はツ・ドン・ツツドンっていうイントロの激しいデスボイスの曲で、3曲目は思いだせない(汗)。
聞けばなんとなく知ってるって感じなんだけど。
4曲しかやらないのに半分新曲やってどうするよMana様…(涙)。
ハコで暴れられない欲求不満を晴らしに来たと言うのに
曲わかんないからヘドバンにも手扇子にも戸惑いが(汗)。

最後はディアローグでした。
Mana様も思い入れ強いだろうしあたしも大好きな曲だけど…乗りにくいんだよ、コレ!
わーーーーーーん!
テンポが頭振るのに適さないリズムなんだよね。
決してノリの悪い曲じゃないんだけど
頭振ろうとするとやたら小刻みかゆっくりになってしまう中途半端な感じなのだ…。
あうううガクリ。

最後にギュイーンとギターの余韻とドラムのドコドコ音で会場とdixポーズでの一体化を計って
角十字を掲げてフィニッシュ。
煽って伸ばしたバンドもあったのに、モワディスはMCもなく終了。
大阪ではフォービドゥンやったのに…東京ではそんな代表的な曲やってくんないなんてショックだあああ。
Mana様は可愛かったんだけどさ。。
客席も思ったよりかなり盛り上がってたし自分の周りだけで言えば7割くらい立ってたし。
一応頭も思い切り振れたんだけどさ…そりゃあもうつけてたグッズペンダントに何度も鼻潰されたよ(爆)。
でもちっとも首痛くないし…なるべく満足出来る考え方をしたいけど微妙に不完全燃焼だ(灰)。
選曲に問題ありで不完全燃焼ってのは苦しいものが…。

ちなみに広島のライヴハウスが天井低くて
角付十字架を天高く突き上げようとしたら天井について角が折れたという話を聞いてたので(笑)
今回のやつは直したのかなぁなんて心配してたんだけど、なんかやっぱり違うものになってたんだよね。
最後の一瞬だけ照明落ちてステージがちょっと暗くなったんだけど
十字架の部分だけ紫に光るブラックライトになってたのだ。
紫の十字架…Kami君だと思っていいのかな?
マリスに帰る為にと活動してるMana様だから、そこにKami君を考えるのはこじつけではないよね?
だって漆黒の美の追求と言って黒ばっかりで
カラーが出る時と言えばデスメイクの血糊か、今日のMana様の衣装にあった青い布くらいなのに
紫が使われてたのは意味を持たせてると思っていいんだよね?
Mana様は、またKami君に会える場所を作ってくれたんだな…嬉しい。
完璧に乗れなかったのは悔しいけど、今日はその収穫あったからいいにしよう。

その後はペニシリン。
ロマンス以降どうなったのか若干興味あったので、モワディス終わっても着席。
逆立ててるとは言え、長い髪を振り乱したので前の席の人の背中を何度もかすったようで
何度も振り返られて若干きまずい想いをしつつ(爆)
ペニが出て来るまで時間があったので入り口で貰った冊子のMana様インタビューのページを読んだりして。
とてもMana様ワールド初心者向けって感じの内容でEGLとEGAの説明とかしてた(笑)。

で、ペニシリン登場になったわけですが…1曲目に立ったものの、すぐ座りました。
やっぱベテランだなーってオーラがあって、なんか敗北感。
何が悔しいってモワディスまで空明るかったのに、ペニシリンから日が落ちて真っ暗。
司会者は「明るいところでモワディス見れるなんて得よ!」とか言ってたけど
やっぱ暗いとライトが凄いステージに生えて、かなり華やかになるんだよね。
Gacktもマリスも出演した時はトリだったし
対バンはいつもオープニングアクトにシュバがいるだけでモワディスが常にメイン扱いだったから
こういう敗北感は初めてです…。



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送