Gackt Live Tour 2004『THE SIX DAY&SEVENTH NIGHT』 さいたまスーパーアリーナ 2004年05月05日


今日は待ちに待ったさいたまスーパーアリーナ公演です。
起きた瞬間から緊張してる自分…早いなぁ(笑)。
友達にGackt見てと説得されて音源聴いてライヴDVD見て、博覧会行ったり、PVコレクション行ったり
…そうしてどんどんのめり込んでGacktに沢山の時間と気持ちを費やすようになってきたけど、その中に触れ合いはなくて。
Gacktから出されるものを単に受け取って楽しんでた時間は楽しかったけど
やっぱり想いを共有するライヴという場はまた別物。
CDを聴いて言葉そのものは既に受け取っているけれど
目の前でそれを歌うGacktの姿を見たらきっとその感情がよりダイレクトに胸に響く筈だって思って
本当に今日を楽しみにしてました。

最寄り駅から一緒の友達と電車の中でキャピキャピいいながら爆笑しつつ
お互いにどうにもこうにもただ楽しい気持ちではいられない緊張感がつきまとう。
Gacktのことを考えてあれこれ喋ったり、聞いたり、歌ったりは慣れたけど
彼を目の前にするってことには慣れなんてないから。
「どうしよう」というよりも「どうなるの?」という感じ。
でも純粋にワクワクする気持ちも強くて、半分くらいは夢見ごこち。

赤羽で乗り換えた時に全身黒スーツで厚底をはいたショートヘアの人を見つけ
「絶対目的地同じだ!」と愉快な気持ちに(爆)。
近くなるに連れ電車の中にもそれらしき人が増え、さいたま新都心駅で電車降りる時とか可笑しくて爆笑しちゃったよ。
電車とまった瞬間にドアに向かってロリィタやらナオト着た子やら黒服やらがいっぱい寄ってきて
ドアあいた瞬間左右の扉からもわんさか出てくるの(笑)。
向かいのホームに停まった電車からも同じ光景が広がって…ギャーライヴだぜ!みたいな(テンション急上昇)。
改札を出て会場に向かう道にもコスさんらしき人とかロリィタとか結構いて興奮します。
コスやロリ不評っぽかったので、実際そんなにいないのかなぁと思ってたけど、普通にいて安心。
あたしからしたら普通の格好の子がGacktのグッズを手に持って道を歩いてる方が不思議。
ライヴ会場で正装じゃないのってマリス育ちのあたしには違和感です(嫌とかじゃなく)。
でもここではそれも数多く存在してるんだね。
会場外を見渡して、まだそんなに人いないものの甘ロリの目立ち方は半端ないなぁと思いつつ(汗)。

一応会場には予定通り2時に到着したので、そのままグッズ買おうとグッズ売り場に行ったんだけど衝撃的!
売場スペースが広すぎる!
モワディスなんてライヴハウス内の通路とかなのに…。



噂で大蛇の列と聞いてたから早めに行ったんだけど、右の写真にある通りガラガラでした。
売り場ちっちゃいのに並ぶとこ広すぎでした。
会場の外にもいっぱいいたんだけど、グッズ売り場の至るとこにもGacktカードの勧誘がいて
ビラくれるのは嬉しいけどしつこかったです(汗)。
混雑を避ける為にグッズ売り場は入り口と出口が分かれてて
出てからぐるっと1周しないと元の場所に戻れない仕組み。

会場外を歩きながら色んなコスさんやファンの様子を見て歩きました。
た、楽しい。
なんか何もかもが新鮮で知ることが1つの楽しみって感じでした。
近くのロイホへ行ったら、店内Gacktファンっぽい人たちばかり(笑)。
Lu:naかなんかのJOB揃えの集団もいるし、ゴスロリとか黒い服の人たちもいっぱいいるし…
皆の話し声大きくて殆ど聴こえなかったけど店内のBGMはGacktだし(爆)。
さすがに会場の目の前ってだけあって、今からGacktライヴなんだと感じずにはいられない空間でした。

懐かしのマリスコス仲間とか当時少し交流があったGacktコスさんと再会したり、皆と撮影大会。
あたしの知ってるライヴ会場の空気でやっぱこういうの楽しいな。
周りを見渡すとネット上で見たことあるコスさんとかいるし(笑)。

16時が近付いて来たので開場待ちの列に並ぶことに。
でもその前にもっとファン観察したいってことで列を横から見たり。
開場時間を10分過ぎても一向に扉が開く気配がない。
ふと後ろを見ると前に見えてる以上の列が伸びてて、その人の多さに驚愕。
そうか、アリーナだもんな…人いっぱい入るよね。
どうにもこうにもモワディスの感覚が抜けず
たった1人の人間に会いに来る人がこんなに大勢いるっていうことを感じる度に驚いてしまう。



結局開場は18分程押して、ようやく扉OPEN。
ゆっくりと進み始める列の一部となり、席が決まってるのに何故か気持ちが焦る。
モワディスならチケット半券切ったらダッシュして場所確保しなきゃだからね(笑)。
チケの半券切って、カバンの中身チェックされて、アンケート用紙の入った袋を貰ってずんずん進む。
入口にお花があったけど、イロメロとかPJとかうたばんとかNaotoとかGacktを扱うメディアが目立っただけ。
進む途中でオペラグラスを売ってるとこに行列が出来てた。

アリーナはどこからでも入れるとのことだったので、適当に200LVの扉を入ってまず会場全体を一望。
す、凄い!広いです。
アリーナにしたら狭いようにも思えるし、ここの特徴はとにかく横長だからアリーナが小さく感じるくらいなんだけど
やっぱ箱とは違う壮大な感じに圧倒。
ステージは円錐を作るようにプラスチックか分厚いビニールのような板状のものが重なってて
円錐の中から緑のライトをあてられてた。

「うわーうわー!ついに会場来ちゃったんだ!」なんて言いながら自分達の席を探し
ようやく発見したアリーナB4区域。
やっぱステージの大きさとステージから最前への距離があったりで箱で考えるとやたら遠いんだけど
「うわー!近いね!どうしよう!」とキャッキャはしゃぐ2人。
前から数えたら11列目でしたよ。ウヒョー。
飲食物売ってるだけあって、会場内も飲食OKらしく、普通に何か食べてる人が多くてそれまた違和感。
ライヴ前にこんなまったりしてるの不思議だ…。
モワディスは四面楚歌状態で他人と密着しながら、1時間立って開演待ちなのに…。
16時半過ぎてもまだ全体の半分も着席してなくて「まだ全然始まる感じしないね〜」とややリラックスモードでお喋り。
17:19ようやく場内アナウンス。
そして27分、ようやく場内の明かりが消え、皆一斉にスタンディング。
いよいよ記憶の旅の始まりです。

立ったものの、最初は映像。
円錐に当たってた光がなくなってそれがスクリーンになる形。
脇に草の生えた砂道を杖をついて歩く小汚い1人の老人。
シルクハットをかぶったお兄さんたちと戯れていた小さな男の子が老人の側に行って行き先を指をさし
その少年に導かれて辿り着いたのは海。
その砂浜には白い十字が埋まっていて「Gackt1973〜2007」の表記。
老人は背広のポケットから1枚のボロボロになった紙を取り出し、ライターに火をつけ煙草を吸う。
一服しながらその紙(JOBとGacktが楽しそうに笑顔で写ってる集合写真)を見ながら、お墓に向かって話し掛ける。
「久しぶりだな、元気だったか。会いに来たよ」とか言ってた。
Gacktのお墓以外にも全部で5つのお墓が横1列に。
幕張レポをネット上で探してた時に既にお墓の存在と年号については知ってたのでさほど衝撃はなかったけど
やっぱりかなり真剣に見てしまいました。
海のザザーンという音とかが結構爆音で響いてて、この映像はここでおしまいだったかな。

終わった瞬間いよいよGacktの登場だとばかりに会場もわく。
そして今までステージを隠していた円錐が突然透けて中の様子が見えるように。
平安時代っぽい衣装を纏ったGacktとJOBがステージ中央の階段?に座って三味線をベンベン。
そこへ仮面をかぶったダンサー陣(いつもの黒服白仮面ではなく
白髪の毛もついた怖い人相の狂言のような感じ)が出現。
これが結構派手で見てて面白かったです。
そして思ったよりステージ小さくてビックリ。

『OASIS』
動きにくそうなその平安衣装のまま各自のポジションについて演奏開始。
うわぁ〜いよいよだぁとドキドキ。
客席が皆棒立ちでリズムに乗る人が見当たらないという事態に軽く焦りつつも
GacktもJOBも揃って地引網ダンスしてる姿を見れて嬉しかった。
美浜ライヴでは既に地引網やってなかったし
Gacktは毎回少しずつ踊り変えるって聞いてたから今はもうやらないものかと思ってたんだよね。
特別その動きが好きってわけではないけど「あたしの知ってるあの頃のGackt」を見れた気がして。
たくさんありすぎる客席の1つにいる自分の存在なんて
Gacktからは特に目もとまらない「大衆」だろうと思ってしまう心理があったけど、なんだか少し距離が縮まった気がした。
一緒に地引網したかったなぁ…棒立ち集団の中でやる勇気なくてやれなかったけど(苦笑)。

『Secret Garden』
いつの間にか衣装変わってた。
黒のロングコートを上に着たのかな。
レーザーライトをGacktの背後から客席にあてる形だったんだけど、Gacktの両サイドから光が漏れてる感じで綺麗だった。
この曲はあたしがファンあがるきっかけになった曲だから、生で聴くの初めてなんだ、とか思いながら
あの頃の気持ちとは違う体勢で聞き入れようとしてて。
目の前には歌うGacktがいるのに、自分の記憶にある映像も一緒に見てた感じ。
「僕の躰中を巡る」と「記憶の媒体全てを焼き尽くすため」のところは何かの爆音が入ってました。
CDでもなんて言ってるかわかんないし、ここに何か隠されてるっぽい気がして気になる。
ちなみにライトのメインカラーは信号色でした。
赤い背景に青と黄緑が上から数本照らされて、最後は青一色。

『Lu:na』
ノリのいい曲だけに前奏聴いてテンションあがってあたしもノリノリだったんだけど
この曲はまたダンサーが凄くて圧倒されちゃった。
あのステージにおけるダンサーの華やかさってホント凄くて。
Gacktも刀を持ってそのダンサーたちと斬り合いしてたんだけど、スピード感・迫力・演出感共に結構レベル高いと思った。
この曲の中ではダンスというより軽く劇仕立てになっていて
ダンサーたちがGacktを中央に置いて円陣を組みながらぐるぐる回ってるから
四面楚歌状態で追い詰められてるんだなと思ってたら囲まれていた筈なのにGacktは姿を消し
突然下手から仮面をつけたGacktらしき人が登場して
ステージ中央にいるダンサーたちは「何ぃ!?」って感じで追いかけるんだけど、またそこからパッと姿を消して
今度は上手に現れたり、最後は最初消えた場所であるステージ中央の床からジャンプで登場して
間奏終了と共に着地して歌いだすという…格好いいー!
スピード考えるとダミーが混ざってるんだけど。
Gacktは左肩にお面をつけてた。

生の「わらあ゛ーう!」を聴けて相当嬉しかった(笑)。
格好いいー!ばりテンションあがったよ(爆)!
ってかサビでフリがあるとか聞いてない(焦)!
でも手をあげたり頭振る程度の簡単なものだったのでその場で覚えて何とか一緒に踊れた。

『Mizerable』
Lu:naが終わってステージが暗転して、下手でヴァイオリンを弾くYOUにスポットライトがあたり
Mizerableだとわかると客席からは歓声が響く。
友達とセットリスト予想の話をしてた時に1曲目Mizerableで「光の合図微かな声〜♪」から歌って欲しいよねとか言ってたけど
いつものライヴバージョンの部分はカットされてCDと同じ始まり。
どんな曲よりも1番思い入れの強いこの曲が始まって「きたー!」って興奮してたんだけど
前奏のヴァイオリンソロが終わったらなんとステージ前方にバーンという音と共に数本の火柱が!!
予想してなかった演出に度肝を抜かれました…。
本物の炎を使ってただけに顔に熱さも感じて、あまりの眩しさに目を覆ってしまった。
す…凄い!!
この距離でこれだけ熱いなら、ステージに立ってるGacktは焦げるんじゃないかと本気で心配した(爆)。
しかしその演出のことを忘れるくらい、懐かしいメロディ。
何度も何度も見たPVの映像は当然のように頭に浮かぶし、5年前の今日の光景も思い出したり
初めて黄金時代でこの曲を聴いた時の光景やその時の自分の気持ちが鮮明に蘇って
あの頃の自分に還った感じだった。
やっぱりMizerableは特別な曲なんだ。

「壁際」ってフレーズでここがライヴ会場であるってことを思い出して
こんなにたくさんの人間が集まってるけど、ここにいるのはほんの一部で
この気持ちを届けたい人は壁の外にも大勢いるんだとか思って。
まっさきにMana様のこと考えちゃったけどね(苦笑)。
演奏が終わった時、ここぞとばかりに名前を呼んだ。
どんなに叫んでも自分で自分の声が分からないくらいの会場の熱気。
悔しく感じたりもしたけど「Gackt」と呼ぶ声は本人にも届いているのなら、それが自分のものと分からなくてもいいや。
その一部であることに間違いはないのだから。

『鶺鴒』
暗転したステージに白いスポットライトで照らされたGacktが1人、雪を浴びながら歌う演出でした。
シューーって音が思いっきり聞こえてて機械使ってるって感じしまくりだったんだけど、絵的には凄く綺麗。
前奏始まった瞬間にこの曲に関する自分の感情がガーっと入ってきて物凄い切なくなってそれだけで泣きそうになって
PV読解もSHOXX読解もPVと同じ衣装を着てたマリス時代の切り抜きも全部が浮かび上がって。
その情報量の多さに頭が混乱しつつ、でもこの曲は凄く淋しくて。
孤独な感じがたまんないんだよね。
同情しちゃうと後で嫌になりそうだと思いつつも、やっぱりこのGacktは痛々しすぎて。
「鶺鴒の優しさに抱かれーーーー」って凄い勢いで伸ばしてたのがCDと大きく違うとこだったんだけど
目の前でGacktが叫んでる生々しさを感じられてかなり良かった。
この曲は静と動が交互にくるのがいいよね。
呟いていたのがドーンと世界を広げるような感じに変わる瞬間、ゾクっとする。

『Last Song』
淡々と曲演奏が続く。
MOONプロジェクトに幕を一旦閉じた曲。
暗転して暫く間があったのでそろそろMCかなと思ったら、ピアノの準備だった模様。
下手に背を向ける形でピアノ弾き語り。
動く気配ないし顔見えないなら無理にステージ見なくていいやと思って目を瞑って聴きました。
正直まだ曲名と内容が一致してなかったので、これは特にPV思い出したりしなくて
純粋に歌詞を聞き取ってGacktの気持ちを聴いてた感じ。
「今も愛している...」「今も憶えている...」「もう一度強く抱きしめて...」切ないなぁ。
ふと目をあけるとステージにはピアノを弾くGacktだけがポツン。
なんだかそのピアノはKami君のドラムを求めているような気がしちゃって
背中しか見せてくれないGacktも淋しさに必死に耐えているように見えた。
やたら切なくて凄く胸に響いた。

『君が待っているから』
切なさに拍車をかけるようにして続く。前奏もヤバイ。
「世界中の誰もがわからなくてもいいさ…君が待っているから」と言われて
心の中では「待ってるよぅ」とか叫びつつ、Gackt定義を考える。
「いつか君が生まれ変われたとしたならばあの日のように…きっと出逢えるから」
出逢う為には生まれ変わることが必要で、Gacktはそれを望んでいるのだろうと。
『君のためにできること』では「いつまでも変わらないで」と言うけど
何かしらの改革を起こさなければ側に居られなくなった自分には再会はないわけで。
変わったからこそ今ここにいるんだ、とか思った。生まれ変われたから。

『mind forest』
軽く読解した感じではこれはKami君の曲なので、切なさも一層強いものに。
揺れる木々からこぼれる光をイメェジしたかのように緑の細いライトが上から数本照らされていて、上部はずっと紫でした。
OASISの歌詞とかぶる「翼を広げ空へ舞い上がるいくつもの光に導かれながら」の部分では
読解したSHOXXの十字から抜け出して勢いよく空を舞う絵を想像。
凄いスピードで雲を突き抜け、冷たい風を顔や全身に浴びながら
求めるものがハッキリ見えない不安を抱えたまま舞い続ける…そんなイメージ。
舞い続けることが出来なくて地に落ちてしまうと分かってるからこそ、なんかこの羽ばたきには凄く焦りを感じたりもして。
「抱えきれないほどの花束と二度と触れることのない唇に…」では、Kami君のお墓に行くGacktの姿をイメェジしました。
ちなみにこの曲は歌詞が増えたんだか変わったんだか、聞き覚えのないフレーズが2回程あって、メロディも違ってた。
最後、曲の途中で1人ずつ楽器を持ったままステージ後方の出口に消えてゆき
Gacktも消え、YOUだったかJu-kenさんだったかが1人スポットライトに照らされて終了。

プレートがキュルキュル言いながら現れて最初の円錐(一応これがステージ幕なのね)に戻る。
つまり一幕終了。
またスクリーンとしての活用になって、舞台裏生中継(風味)の映像。
凄い勢いでGacktもメンバァもスタッフもダッシュしてて、走りながら衣装を脱ぐシーンがあったり
階段を駆け下りるシーンとかでも「カメラ邪魔邪魔ぁ!」と気迫迫る空気。
そこでバンと扉を開いて楽屋に到着し、汗を拭いたり髪を直したりして大忙しなシーンだったんだけど
何故かそこにカツ丼の出前が(笑)。
「どちら様のご注文でしょうか?」の問いに、恐る恐る「…はい」と手をあげるGackt。
「@@@円です」と細かい値段を言われ、お金を支払ったGacktは「釣りはとっといて」と言って出前はドアを出る。
この忙しい時に何やってんだこの人はと言わんばかりにしーんとした楽屋の空気を無視して
「いっただきまーす♪」とカツ丼のふたを机に置いて中身を確認。
「米抜きって言ったじゃん!」とテロップ付で叫んでました。
米抜いたら丼の意味ないじゃん…(笑)。
これって定番ネタなんですか?

んで、鏡の前でヘアセットするJOBが写るんだけど
Ju-kenさん(竜さんだった?)はムースを手にとって髪の毛にちまちまつけてたんだけど
アゴに塗りたくってヒゲを剃り始め、仕舞いにはおでこにまでムース塗りたくって何が何だか分からない状態に(笑)。
YOUも最初はちまちまと髪の毛をいじってセットしてたんだけど
急にぐしゃぐしゃっとやったかと思ったら、パンフと同じハゲズラを…(笑)。
確実に「舞台裏生中継」ではなくなってきてます(爆)。
JOBなんて興味ないわとか言ってたけど、ちょっとYOUのくったくのない笑顔可愛いかも(爆)。
Gacktはこの笑顔に癒されてるんだな、とか思った(笑)。
ファンとまではいかないけど、邪魔とは思わなくなりました(その程度か)。

そこへまた「お届けものですー」と宅配便。
今度は竜さんのものらしく「おー待ってたよー!」と嬉しそうにサインして
「ご苦労様!」と言って早速縦長のダンボール開封。
しーんとする楽屋の白い目線をよそに(GacktJOBは皆こうなのか…?/笑)
中から出てきたのはTVショッピングでよくある健康器具(爆)。
弾力性のある棒っていうの?その中央を持ってブンブン揺らすやつ。
鏡を見ながらしっかり構えてブンブンブンブン…。
それを見たJOBメンバァが「竜さん、オレもやっていいっすか?」と聞くと、力強く「おう!」と答え(テロップ付)
何故かダンボールの中に人数分入ってた(笑)。
で、ある程度予想は出来てたけど、そこで勿論Gacktもやるわけよ。
それが他のメンバァの倍速くらいのスピードでブンブンブンブン…!結構面白かったです(笑)。

そんなこんなでようやくステージに戻ることになったらしくまたダッシュ。
JOBやスタッフが先に行って「Gacktさん、早く!」と言う声がして
角を曲がったとこでカメラが待ってたので例のアレがくるのかな?と思ったら出ました。
幕張は浮き輪をつけた水着姿、昨日はムエタイ(ボクサーパンツっぽいの)と聞いてたので
会場同じだし今日もムエタイかなと思ったら…「ぽん」で白いバスタオルを広げて下半身だけ隠してた(笑)。
ライヴに来たのは感動とか謎解き部分に触れたい気持ちが1番強かったから
別にこういうのはそんな期待してなかったんだけど、3日間の中で1番美味しかったかも、とか思って軽く喜んでみたり。
いやでも裸に興味あるわけじゃないので、浮き輪の方が美味しかったかな…。
Gacktはそのバスタオルを広げて「非常階段」とか言いながら階段降りる真似をした後「お呼びでない?」と言って映像終了。
あ、最初に「穴があったら入りたい」とかも言ってたな。

場内にはハイテンションな英語で何か説明が入り(メンバー紹介とか…聞き取れたのはセカンドショータイムとか)
ステージにメンバー再登場。
自分の楽器をさっきの健康器具に見立ててブンブン揺らしながら決めポーズとってた(爆)。
順に出てきて、勿論最後はGackt。
特別な入場方法しないかなとちょっと期待してたけど特に何もなく、普通にステージ後方から歩いてきた。

『Papa lapped a pap lopped』
いよっしゃー!待ってました!
聞いてた通り、RRのDVDで見たのと踊りがちょっと違う(悲)。
折角覚えた前奏が違うものになってて軽くショック(爆)。
でも前の席の子がステージを見様見真似で踊ってたので、あたしもそんな感じで踊ったり。
サビは一緒だったので手をあげたりジャンプはちゃんと練習の甲斐あって(笑)楽しかった♪
「爪をたてている」やる時とか友達と顔見合わせて笑っちゃったけどね(爆)。
RRのDVDでは歌詞飛んでるとこあるけど、今日はちゃんと歌ってくれててよかった。

単純なんだけど、Gacktと一緒に楽しめるっていうことが楽しいんだよね。
初めてこの曲知った時はマリスのイメージが抜けなかったから口あんぐりだったけど
結構今は許容範囲広いからちっとも嫌と思わないし。
生「あーぉ!」聴けて嬉しすぎ(笑)。

『Mirror』
曲が始まる前に恒例の前奏を使ったGacktコール。
ジャランジャランジャランジャランジャランジャラン…「がーくとー!!」というアレです。
ステージはまっくらで会場内を数本のライトが捜索するかのような動きで照らす。
2〜3回繰り返したところで「聞こえなぁ〜〜…い」というGacktの声が(爆笑)!
友達と「これを待ってたのよ(笑)!」と言わんばかりに手を取り合って飛んで喜んだ(爆)。
暫く延々と「きーこーえなーーい」って言われるものと思ったら、結構短かった。
「もっと…声を…聞かせてくれよぉ」とか、昔懐かしい「かかってこいよ〜!!!」と煽りが入りテンション絶好調(笑)。
もうひたすらキャーーー!って叫びながら両手あげてジャンピング(爆)。
この煽りをどれだけ待ったことか(笑)!
いや〜ん楽しい〜!!
結構早くに締めの言葉があって(今日は最後まで楽しんでくれよとかだった記憶)ようやく演奏開始。

実はこの曲今でも詞に抵抗があってホント言うとあんまライヴで聴きたくない曲だったんだよね。
歌いだしから「肝心な時にはいつも傍にいない何が大切なものなのか分かろうともしない誰もがキミに飽き飽きしてる」だもん(汗)。
もっと時間かけて違う読解を見つければ曲に対するイメェジも変わるんだろうけど
現時点ではまだよく分からなくて、単純にGacktに罵声を浴びせたファンに対する攻撃文句だと捉えちゃってるので
どうも嬉しい曲というカテゴリには属さなくて。
OASISもキツイ言葉あるけど少しずつ見え方変わってきてるからあっちはいいの。
でもMirrorはやっぱまだダメで。
ライヴ映像としてこの曲見ててもファン煽って笑顔で歌ってるけど
この曲通して言ってること酷いじゃん、セリフと表情違うじゃんとか思ってたの。
でもかかってこいよと煽られて目の前まで来て歌うGackt見てたら
「もういいや、この際その笑顔に騙されてやるよ」とか思って、頭からっぽにして近くにいるGacktに喜んでみました(笑)。
やっぱこれだけ距離のあるステージだと、少しでも自分の近くに来てくれるとそれだけで嬉しくなるのね。
詞の意味としてはまだ喜びきれない部分があるけど
この心理状態の時にライヴを体験したことで、少しMirrorを好きになれました。やったね(笑)♪
手扇子したり、後奏でもお決まりの煽りが入って始終楽しかった。
最後は皆で一緒にジャンプして爽快に終了。

そしてようやくMC。
が、その前に(多分)また煽りごっこ。
あんまりよく覚えてないんだけど「にゃあにゃ!」の掛け合いもあったし
「らったったったー!」(正確にはなんて言ってるかわかりません)とか
「らったったらったったらったったったー!」とか複雑なリズムを真似させるやりとりがあったり…
物凄く下らなくてバカっぽいんだけど楽しくて仕方ないのね(笑)。
結局最後はGacktが皆真似出来ない絶叫をして笑っておしまいだったんだけど(爆)。
Gackt楽しいんだな〜って感じるとこっちも楽しいっていうか(笑)。
Gacktの笑顔って見慣れないから凄く不思議なんだけど
その笑顔を見て自然とこっちも笑顔炸裂っていうかもーどうにでもなれ的な開放感があって(笑)。
「あはは(笑)」ってマイク通して笑ってるGacktはなんだか凄く素敵でした。
1度憎しみや軽蔑で見ちゃった後だから、ゼロスタートより受け入れづらいような心境なんだけど
それでも徐々に自分が持ってた棘が削がれてくる感じ。嬉しいな。

そして本格的に「元気だったかー?」から始まり、定番のやりとり。
あるのかなあるのかなあるのかなと期待と不安が入り混じってた「おかえり」を聞けた瞬間
本日の目的を達成したような気がした。
元気いっぱい「ただいまー!!」と叫んで更にGacktも力強く「おかえりー!!」と返してくれて。
その喜びを噛み締めるように3回程繰り返し。
そしてまたGackt特有のけだるそうな感じで「ただいまぁ…」と言われ、今度は「おかえりーー!!」を言う。
「神威楽斗、さいたまに帰って来ました!」と言って上手を向きながら敬礼。
しかしわざとらしくマイクに「はぁ…はぁ…はぁ…」と相変わらず呼吸音をかけるGacktさん。
「最近凄い息あがっちゃって…(笑)」とか言ってた(爆)。
「恐るべしさいたま」とか「魔物の住む街」とか言ってたけど、突然なんだったんだろ(謎)。

前日のMC同様に客席に行ったってことを喋ってたんだけど、5階席をさして「そこの…1番後ろのとこまで登ったのね。
で、そこからこっちを見たらまるでゲレンデの急斜面(笑)。
綺麗な放物線を描いてるわけ」と言って最近のHEY!HEY!HEY!でも話してたスノボ話に。
GacktJOBのスタッフの皆でお正月に北海道にスノボ合宿に行ったっていう。
「ヘアメイクのてっちゃんっていうのがいるんだけどね、これがまたムカつく奴で…(笑)。
 普段はホント人当たりがいいヒゲをはやしたおじさんなんだけど、ボードを履かせると人が変わる!
 GacktJOBの中で唯一エキスパートと言える男」とか言っててっちゃんというスタッフの紹介をしてたら
場内から「見たいー!」とかいう声があがり「出てきて欲しい?」「欲しいー!」という確認の後
「ちゃんと大きな声でてっちゃーんって呼んだら出てきてくれるかもしれない」ってことで「てっちゃーん」コール。
Gacktに並ぶと小柄なおじさんが登場して歓声を浴び、続・てっちゃん紹介。
「てっちゃんは凄い美人な奥さんがいる。しかもモデルだ!この前見てた旅行パンフレットにも載っていた!」と言って
そのパンフを見た時の様子をGacktが1人3役で再現。
スタ「これGacktさんの好みじゃない?」
ガク「どれどれ?あ、可愛いねぇ。凄く美人じゃない」
茶々「Gack、それてっちゃんの奥さん」
「…僕の恋は10秒で散った…」て感じ。
ステージに出るの恐縮ですと言わんばかりにてっちゃんは即ステージからはけようとしてたんだけど
YOUにひっぱられて話が終わるまではもじもじとYOUにひっついてました(笑)。
「てっちゃん、ありがとう」と言ってひとまずてっちゃん退場。

しかしスノボ話はまだ続く。
「上級者コースにあがってきてね、この中にやったことがある人がいるかどうか分からないけど
 前が見えないのね(ここでも放物線の説明)。
 うまい人だとちゃんと斜面が見えるらしいんだけど、へ(へたと言おうとして止めた模様)
 …僕レベル、まだ僕くらいのレベルだと(笑)、先は崖なわけ。シュって(放物線のジェスチャー)。
 で、皆がこう横一列に並んで誰から行くかってまず揉めるのね。お前いけよ!って(笑)。
 そこでてっちゃんが最初に行くんだけどね、シュッて出たかと思うと消えるんだよ。
 で、また次は誰が行くかってなってスタッフがじゃあ行って来ますって言って
 アァ〜!!って叫びながら消えて(消える時は放物線のジェスチャー付)。
 その度に下からは「ダメェ!!次ぃ!!(野太い声)」って、てっちゃんが叫ぶわけ(笑)。
 で、また1人消えては「ダメェ!!次ぃ!!」って(笑)」
会場からの「Gacktはー?」という声に対し
「僕…?僕はツーターンまでやった!ツーターンってわかる?
 こう…シューって滑ってる途中でバッバッって(180度の方向転換)これでツーターン。」
場内が「すごーい!」とか「キャー!」と湧く。
「スタッフにね、ツーターンだけやるから見てて!って言って(この時の顔がやたら無邪気で可愛かった/笑)
シューって降りながら途中でバッバッってツーターン決めるでしょ?どうにか。
そしたら後はアァ〜〜!!って(要はコケたらしい)」。
HEY!HEY!HEY!で言ってた「Gackt!」と指指された瞬間コケて「あ、違った」と言われたっていう話とかもしてて。
今日は「コケたらあかんのかー!」じゃなくて似たフレーズで違う言葉言ってたな。

Gacktはひたすら4階席からの光景の話をしてて、放物線をなぞるように下る効果音とか(それが結構上手)言ってました。
あとそのコケた話の時に
「皆のね、期待をこう…ひしひしと感じる。Gacktだったらこれくらい出来て当たり前、みたいな。」と言ってて
バラエティからあたしが感じ取った意図は正しかったんだーとちょっと喜び。
「皆に格好悪い姿は見せられない!実を言うとだからFC旅行のスノボ企画もやめたんだよ(笑)!
 もう少し上達したら…今の…現段階の実力じゃまだ皆には見せられない!
 もう少しうまくなったら、来年あたりまたスノボ旅行になるかもしれないな(笑)」
あと山を登る素早さってとこでかもしかに例えての話もしてたんだけど
「かもしかが山に駆け上るとこ見たことある人いる?」って聞いたら「あるー!」って叫んだ人がいたらしく
「今あるーって言った奴、嘘つくなー(笑)!だってこんなんだよ?(と言って手でその素早さをジェスチャー)」とか言ってた。

あと「そうさ、僕は日本一…いや埼玉一(何故規模縮小…?)の負けず嫌いだ!
何でも出来るようになってやる!ビリヤード台も買ったぁ!この間はダーツも買った!!
上級者コースだって滑れるようになるさ!」とか宣言してました(笑)。
昨夜の話では男性客が多くてGackt御機嫌だったとか聞いてたんだけど
ホントにそんなことで喜ぶのか?と思ったらわかりやすく喜んでらっしゃいました。
「さいたま…いいよね。こうね、男の熱気を感じるのね(笑)。皆が僕の名前を呼んでくれるでしょ?
 Gacktー!とかガクちゃーん!とか…兄貴ーー(太い声)!とか…(笑)」
と言ったら、場内の男性陣一斉に声を張り上げます(爆)。
Gacktー!とか兄貴ー!とか(笑)。
なんか男の雄たけびが至る所から聞こえて結構怖かったです(笑)。
「今日来た野郎共、よく聞け!
 俺(一人称が何だったか覚えてないっす/汗)はお前等に背中を見せても恥じない生き方をするから
 何があっても闘っていくから、だからお前等も自分に恥じない男らしい生き方をしろ!」とか言ってて(後半曖昧)
それに対し「女の子たちは、もしダメな男がいたら…ズボンをこうビュっと降ろして
パンパンパンパーン!(お尻を往復ビンタするジェスチャー)ってやってあげなさい」とか言ってた(笑)。
普通に皆「はーい!」って返事してたけど、実際そんなことしたらセクハラと暴力で訴えられちゃうよ(爆)。

「さっきから…こう、何もね、自慢話をしたいわけじゃないのね。
 ただ、僕は人並みより運動神経が悪くて…」と言いかけたとこで会場一斉にブーイング。
「そんなことないー!」とか「嘘だー!」とかが目立ったんだけど
中には「嘘吐きー!」って言った人もいたらしく
「う、嘘吐きぃ…!?おいおいおいおい。こんなところで嘘吐き呼ばわりしないでよ〜」とか言ってた(笑)。
相変わらずの否定が続くものの「いやホントにね、運動神経はよくないけど、それでもここまでこれたわけで
絶対に努力は惜しまないから」かなんか、生き方のスタイルを誓ったりしてました。
あとは「さっきの映像流してる間、裏ではホント忙しく着替えたりしてたんだけどね…そう、生中継だしね(笑)。
出てくる直前で髪も切ったし(笑)。」とか言ってて、相変わらずハッタリ通すのお好きなGacktさん(笑)。
髪切った発言ありましたが、映像の中ではサラサラショートっぽいのが
実際ステージの上にいるGacktはツンツンショートって感じです。
「その間にまさかボーっと突っ立ってたんじゃないよなぁ?俺が着替えてる間に、皆もちゃんと着替えたか?」とか言ってて
「着替えたー!」という少数の叫び。
それに対し「ホントか〜(笑)?」と疑ってらした(笑)。

で、MC終了と共に締めのセリフ。
「今日は、皆の大好きな曲をたくさんやるから、色んなことを思い出して欲しい」とか言ってたのかな。
「歌いたい人は一緒に歌えば良いし、踊りたい人は踊れば良いし
イキたい人は何度でも…何度でも一緒に逝こうな」と言ってたはいいんですが
MC途中のどっかでウェーヴがあったのを書き忘れてました。

そう、これもGacktライヴに行く1つの楽しみだったんだけど…新鮮だよウェーヴ(笑)!
猫の着ぐるみが何体か出てきて、JOBと猫が飛鳥のいる下手に集まったのね。
で、1人ずっと上手にいたGacktも走ってこっちに寄ってきて
ステージにいる人全てが目の前という美味しい構図の出来上がり(爆)。
その図にワクワクしてたので、すっかりウェーヴやるってことを忘れてたんだけど
突然「波が来たぞ〜〜!」とか言って横一列にならんだメンバー&猫たちが
しゃがむのとジャンプを織り交ぜたウェーヴを始め、下手から上手に向けてウェーヴ開始。
実はこれって最初はスタンド(2〜5階席)だけで良かったらしいんだけど
中途半端にアリーナにも波がきてて「え?ジャンプしそこねたぞ(汗)?」と不安になってた(爆)。
MCの最中にGacktが部分部分で煽るじゃない?
そうすると煽られたとこにいる人たちは両手あげてジャンプしながら喜ぶでしょ?
それが遠めから見てるとキノコがにょきにょき生えてくるみたいに見えて、友達と「キノコだ(笑)!」とか言って笑ってたんだけど
それがウェーヴになったらもっと激しいわけで、楽しさ倍増だった(爆)。
スタンドのウェーヴが終わると今度はようやくアリーナの出番。
メンバァたちは少しだけステージ中央に寄って、予め後ろに下がって手を繋いで準備完了。
そして少しずつ手をあげながら一斉にステージから落ちるギリのとこまで走ってきて、アリーナウェーヴ。
しかしそのまま2階席とかその後ろまで波が行っちゃって「返して!」ってGacktが言うと
アリーナの後ろが返すのではなく、2階席と4階席(確か3階席と5階席使ってなかった)の最後尾が同時にウェーヴを作り
ぐちゃぐちゃなままアリーナに波が。
綺麗に揃わなかったけど実際海の波もこんな感じだよね、とか思っていいことにした(笑)。
アリーナ最前まで戻ると、手を繋いだままのステージ上のメンバァたちは波に押されて後ろに倒れるっていう感じでした(笑)。

何気に演奏してない時間は長かったけど、さすがGacktって思えるMCのテンポと楽しさで退屈しませんでした。
どんな話でも興味持って聴ける話術が凄いよね。
JukaとKAZUNOももうちょい頑張って欲しいなと切実に思います…(笑)。
気付けば時間経ってるって感じで「まだ曲やらないのかなー」とは全然思わなくて。
Gacktはある意味トークショーだけでも人集まるだろうな(笑)。
アーティストとして見ている以上そんなん望まないけど、それだけでもいける程クオリティ高いぞっていう。
才能も大切です。勿論努力もそこにあるんだろうけどね。

『U+K』
コンセプトステージに拘るGacktがライヴの定番に置くっていうのは
それだけKami君の存在をずっと伝え続けたいって気持ちを念頭に置いたソロ活動なんだなと思う。
明るくて盛り上がる曲調にしたらこの曲の存在をファンも楽しみにするしね。
悲しい曲・暗い曲は敢えて明るく華やかにっていうのはマリス時代からずっと同じスタイルだもんね。
この曲はホントは詞をじっくり聴いちゃうと目が潤むんだけど、猫手でにゃあにゃやりまくって楽しかった(笑)。
GacktがKami君の存在を笑顔で思い浮かべる時間を作ってくれるのだから、泣かずに楽しい時間にしたくてね。
とりあえず笑顔ではしゃいでいっぱい笑った。
間奏の「バイバーイ」がない物足りなさは軽く感じたけど
RENがいるステージもあたし1度しか見てないからそんなに思い入れないしな。
あ、MCの最初に書いちゃったけど「にゃあにゃ」の掛け合いがあったのこの曲のラストだった気がする…(笑)。

『Vanilla』
Mirror、U+K、VanillaってMARSツアァと同じ流れだよね。
違いが分かりやすくアレンジされてるVanillaですが
THE SIXTH DAYバージョン結構好きなのでテンション更にあがります(笑)。
「あ・あ・あ・あーしてっ」ってとこ好きなの(笑)。
思わず一緒に体丸めて円描いちゃったよ(爆)。
この曲は頭上で手拍子するって聞いてたけど、MARSの時はあたし普通に腰振りまくってただけだったので
「えー違うフリ強制とか嫌だなー」と思ってたのね。
でも実際サビになったら皆一斉に手拍子始めるもんだから釣られちゃった(笑)。
皆に釣られたっていうかYOUが目の前にきて両手挙げて手拍子煽るんだもん…わかったよ、やるよ!みたいな(爆)。
でもいい、楽しかった!
間奏の阿波踊りも健在でございました。
楽しかった(笑)。
あ、でも例の座ってやる腰の動きは今回なかったです。
イク〜!の声はベスト同様女の人の声で、TVで見た通りGacktに指向けてみたり。

Gacktが目の前にきてキャー!って喜んでるとパーにした片手をまっすぐ挙げてるので、ファンも真似て挙手。
『君が追いかけた夢』
これもフリあるんだね、知らなかったー!
美味しいことにこの曲の殆どは目の前にGacktいたので、張り切って手ぇ挙げたよ(笑)。
ハイハイハイハイ!こっち見てーー!みたいな(笑)。
「もしも君が泣きたいくらい傷ついたらそんな時には涙が涸れるまで歌ってあげる」と言われ
心の中では「お前が歌うから泣くんじゃボケェ!」と突っ込みつつも
やっぱりずっと姿を見せてくれて、その考えを提示してくれることって凄く嬉しくて。
なんていうのかな、お互いがお互いを求め合ってるような感じがしてね、凄く心地良かった。
会話こそないけれど、コミュニケーション出来てる気がして。
頭振ってるGacktがまた可愛いこと可愛いこと(笑)。
この曲は始終Gackt笑顔でさ、もーそれ見れただけでも幸せで。
幸せも笑顔も感染するものだから、Gacktが微笑ってると嬉しいのね。
Gacktの笑顔を作る一要因となれたことも嬉しい。えへへ。

「行くぞーーー!」と気合の掛け声。
『ANOTHER WORLD』
THE SIXTH DAY出てからこの曲にちゃんと向き合うようになって、TVも見て、実は結構好きになってる曲。
「にゃーにゃーにゃーにゃー」のとこで手扇子入れたりして、これも始終笑顔で、とにかく楽しくて。
でもGackt暴れすぎてイヤホン外れてスタッフがGackt追いまわしてた…(爆)。

『君のためにできること』
「この曲を僕から皆に贈ります」とか言ってたかな。
はしゃぐという意味でのテンションは少し落ち着いたけど、やっぱりこれも大好きな曲で歌ってくれることが嬉しくて。
ノリノリで腰前後振りだよ(爆)。
2回目のサビあたりでバーーン!という音と共に上空に銀テープがひらひら舞ってて
銀テープのことなどすっかり忘れてたものの、ロゴ入りと聞いてかなり欲しかったのでジャンプしてゲットです!
やたーーー(大喜)!!
銀テをある程度束ねて頭上でひらつかせて。
照明が銀テに反射してキラキラして、なんか凄い綺麗だった。
やっぱこういうのってモワディスじゃ味わえないから、キャパの大きさも捨てたもんじゃないなと思ったり。
ウェーヴも銀テもそれなりに人気あるアーティストのライヴだったらありきたりなものかもしれないけど
Gacktをマリスからの経緯で考えるとちょっと不思議で、でもそれがまた楽しくて。

ここで2幕終了。
その隙に必死に銀テを巻く作業です(笑)。
とにかく銀テゲットが凄い嬉しくて、実はせっかくの曲をじっくり聴けなかった(汗)。
まーでも雰囲気に呑まれてみるのもアリかなー。
ところどころでGacktコールが始まる中、とにもかくにも必死に銀テを巻いてる2人(爆)。
ピアノの前奏が流れ場内も一斉に立ち上がり、あとちょっとなのに…と手はひたすら銀テを巻き(焦)。

『再会〜story〜』
この曲の衣装は真っ白のロングワンピみたいな感じで、モワディスのデトレスを思わせる衣装でした。
近いと言ってもそんな細部は見えないので実際にあれが神父服なのかどうかは分からないけど。
しかし、銀テではしゃぎすぎちゃって気持ちの切り替えがスムーズに行われなかったのか、入り込めなくて。
どう考えてもこの曲で1番の大きな感動がある筈で
この曲がリリースされた当時も、Gacktを嫌いになった後もこの曲だけはやっぱり嬉しい存在で
THE SIXTH DAY聴いた時も呑みに呑まれまくって心揺さぶられ過ぎて号泣してたことを思うと
やっぱライヴはもっと強い感動を求めてしまうわけで。
だけど泣くどころかイマイチGacktの言葉が心に入ってこなくてボケーっとしちゃって。
メロディーだけ頭の中でなぞっちゃうっていう…家でCD聴いてる時ならアリのBGM感覚。
目の前にGacktを見てて、今日の記憶の旅の最後の曲と分かってるから
無駄にしないようにとあれこれ思い出そうとするんだけど、どうにもこうにも…(苦笑)。
そうこうしてるうちにパララポロロパララポロロ…ピアノの音が聴こえ始め曲終わり…ライヴも終わり…
両サイドからまたキュルキュルと幕が現れステージを包み…
待てーーーー!待ってくれーーーー(焦)!!プリーズ集中力…。

そして閉じた幕にまた映像が映り、ライヴの最初にあった映像の続きのシーンが流れる。
時間経っちゃったので結構忘れてるんだけど(汗)
Gacktのお墓の隣にはYOUのお墓があって、YOUの年号は下1桁が写されない状態で〜207§って書かれてて。
薄汚い老人が「また会いに来るからな」と言うとお墓の前に立つ幽霊っぽいGacktが
同じく幽霊のYOUに「じゃあ、行こうか」と行ってお墓に背を向けて海の方に向かって歩いて行って。
最後に子供が「忘れ物だよ」と言ってGacktとJOBが写ってる集合写真をお墓の前に添えておしまい。
…なんだか、なんだか…最終的に大興奮して「Gacktサイコー!」でもなければ、感動して「良かった」でもないし
単に「楽しかったー!」でもないし…なんか何とも言えない複雑な気持ち(苦笑)。
だからと言って決してよくなかったわけじゃないし、嬉しいとか楽しいとか感動っていうのもあったし…だけど、なんか足りなくて。

しっくりこない理由っていうのは再会に陶酔出来なかったっていうのもそうなんだけど
その後の映像見て更に疑問があって。
JOBに愛着ないミゼラーで、Gacktはマリスに戻って欲しいと思って今も見ているわけで。
でも実際あの映像にはYOUが取り上げられてて、マリスを思わすものがない以上の妨害のような意識があってね。
特別にYOUどうこうじゃなくて「仲間」という意味でYOUを使ったとは思うけど
ああいう映像にはGacktだけでやって欲しかったなと思ったりして。
Gacktがいるのは「今」なんだって嫌でも感じてしまってさ。
勿論そんなの最初から分かってたし
記憶の旅とか「色んなことを思い出させてあげる」と言われてる時点で
あたしはそれによってGacktが何を感じさせたいのかを考えてたからこうなることも予測出来てたのね。
「例え同じ曲をやったとしても、同じではない、過去は過去、今は今」っていうのを突きつけられるんだろうなと思ってて。
でも今のGacktもマリスを愛してる戻りたいって気持ちを持ってるから
あたしは今のGacktも好きだし大丈夫だろうと思ってたんだけど、実際そうでもなかったようで。
昔のようにもうダメとかついていけないとは言わないけど、小さな違和感があって。

今回見て思ったのは、現実はどうだっていいっていう気持ちを感じてしまった悲しさ。
全ては記憶の中に生きるもので
憶えていることや今も愛していることが存在や再会になるって言ってるような気がして。
あの映像は「自分のことをちゃんと覚えてくれている人がいるなら、安心して逝けるね」って感じもして。
それだけ想いが強いならそれはそれで嬉しいんだけど、妄想だけじゃ満足出来ないわけですよ。
なんとしてでもGacktにはMana様の隣に立つ日を迎えて欲しいわけで。
そんな2人を是非とも拝みたいわけで。
「あきれるほど君を想うよ それだけで僕は満たされる 泣かないで、いつだって会えるよ 瞳を閉じれば…」ってそんな…(汗)!
今も好きよと想うだけじゃあたしは満たされないですよ(泣)!
Kami君のように亡くなってしまった人ならば仕方ない、けれどまだ生きてるんだよ。
望みはあるんだよ。可能性はあるんだよ。
目を閉じるだけで満たされるなよGackt(汗)!
それを思ったら「再会」の意味も妄想になってきて、益々しっくりこなくて。
でもこの解釈はあくまでも仮説だし、早く違う意味を見つけたいところ…。

でもね、今日は行ってよかったとは思ってるよ。
妄想じゃなくてちゃんと現実的にGacktに再会を果たせたから。
でも、それまでは再会が目的だったけれど、本当に出逢いなんて始まりに過ぎないなという感じです(苦笑)。
マリスもGacktもそうだけど、触れれば触れる程わかんなくなるんだよ(爆)!
マリスにはよく使われていたフレーズだけど、本当に「謎が謎を呼ぶ」って感じで…助けてー!
でもGacktのこと好きだし、好きでいたいし、多少こういう不具合があってもめげません。
多分その点に関してはあたし相当強くなってると思うし(笑)。
何があってもついていくって言葉はもう使わないけど、好きでいる為に頑張るっす。

てか皆歌い方がネチネチでキモいだの笑えるだのファンあがるくらい悩んでるだの聞いてたけど
あたし的には全然問題ナシでした。
ネチネチネバネバと聴いた時に真っ先に『麗しき仮面の招待状』もすごいぞ?と思ってたくらいだし(爆)。
「みつぅめ〜るっ♪」とかあんな鼻にかかった歌い方でも大好きになれるんだから
ちょっとやそっと鼻にかかるくらいでぐだぐだ言わん(笑)。
歌い方で言うなら、ソロ始まってからMirrorあたりで「歌い方変わった」って騒いでた人たちいっぱいいたけど
その時も全然平気だったし。
今回の歌い方はやっぱわざとらしい時もあるくらいなので一切の抵抗がないと言ったら嘘だけど
それでGacktに対する気持ちがどうのこうのっていうのは何もないです。
てか気にしてないだけでGacktの鼻にかかった歌い方って今までも結構あるよね。
CD色々聴き返してたら「今更?」とか思った。

衣装の問題もクリア、音の問題もクリア、声もクリア…
少しずつMALICE MIZERの王子様じゃないGacktでも好きになれている気がします。
うん、そう。好きなのよ。模索してるなぁ、自分。



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