Gackt HEY!HEY!HEY!収録『Last Song』 東京メディアシティー 2004年05月23日
成城学園前からバスが出てるってことしか調べずに降車場所分からぬまま乗ってしまったけど
背後からVanillaの着メロが聴こえてきたので安心して下車(笑)。
すでに長蛇の列が出来ていたけど、スタッフに聞いたら
「Gacktさんはまだ列作ってませんのであっちで待っててください」と列の最後尾の後ろに溜まる人の群れを指差された。
Dearsで言われた整理番号は他のアーティストと混ぜた上での番号なのか、それともGacktファンのみでの番号なのか
…という詳細を理解してなかったので、ここにきてようやくアーティストごと違うんだ、と知る。
Gacktファンらしきこの群れの中はやはり黒服のフリフリ系が多かったけど
ライヴではいっぱい目にしたロリィタさんが1人もいない(汗)。
マリス関連で普通の格好で行くっていうのはあたしには考えられないけど、ロリィタ浮いてます…(汗)。

暫くして係員が「整理番号関係なく2列でお並びくださーい」というので、とりあえずいそいそと列を作る。
「整理番号200番以降の方はこちらにお並びください」とか言ってて「え?ってことは400人もいるの!?」とちょっとビックリ。
Dearsよ…電話回線1本でよく頑張った(笑)。
ちなみに自分らの整理番号は20番台です。

列作っちゃうと周りとの距離も近くなるので、前の子や後ろの子とコミュニケーション。
最近のファンの人に聞きたいこととかいっぱいあるから色々話も聞かせて貰って。
でも皆マリスを知らないんだよね…悲しい(泣)。
でもKami君は知ってるんだよね…。
Kami君がドラマーだということは知らなくても「亡くなってしまったGacktの大切な人」という認識はあるようで。
「マリスメンバァにはそれぞれテーマカラーがあってね、Gacktは黒で…」というところから説明を始めて
merveillesの世界のことを教えたり、今回のツアーの大きな謎となっているあの数字に関する自分なりの考えを話したり。
皆リアクションがいいので楽しいです。
こういうエピソード聞いたら興味を示して一生懸命聞いてくれるのって
皆Gacktのことをもっと理解したいっていう気持ちがあるからだよね。
ガックンファンはミーハーとか一概に言えないなと思う今日この頃。
入り口さえ教えてあげたら皆もっと深く掘り下げて考えるだけの思考力も意気込みも愛情もある筈だよね。
一緒に行った友達も「マリス音源聴くなら喜んでダビングしますよ!」とか熱烈に言ってて
普段物静かでもやっぱり熱い血族なんだなと感じました(笑)。
友達がマリス本気で好きなんだって感じる瞬間って嬉しいね。

列に周ってくる係員にDearsの会員証と学生証の提示をして整理番号を言って受付を済ませ、13時ちょうどくらいに移動。
ドキドキです。
が、途中で止まり建物の側面あたりで待たされる。
少し移動して大道具置き場で待たされる。

3階の控え室に通されました。
スタッフに「ファンレターって渡して貰えますか?」と聞いたけど
「とりあえず控え室行ってください」というのでタイミング待って再度聞いたら「今日はそういうの受け付けてません」と…(汗)。
あたしのこの睡眠不足と昨夜の集中力は一体…(悲)。

ネットで見たレポ通り畳ありました(笑)。
皆が入り始めの時に撮ったので広く感じるけど、もっと大勢の人が入ってくるので座れずに立ってる人もいっぱい。
ざわざわする中、係員が今日の流れと注意事項を叫ぶ(笑)のだけど
思うように進められない苛立ちが態度に出まくってて空気最悪。
3期マリスのTVK観覧行った時のスタッフは凄い対応良かったのになー。
どうしても我慢出来ない人だけトイレ行って下さいって言われ、大勢が出入り口に詰め掛けたら
係員は「こんなに大人数は無理です!間に合いません」とか言われてすったもんだありつつ。
トイレ行った友達によると楽屋がすぐそこだったらしい(Gacktのじゃないけど)。
Gacktの楽屋も別にそう遠くないのだろうから、手のあいてるスタッフよ…あたしの手紙を届けておくれよ(切実)。

廊下、階段、スタジオ入口で停まってじらされまくり、いざスタジオへ。
HEY!HEY!HEY!のHPで見たセットと同じものがあったんだけど(当然)、思ったより小さい。
中央にあるステージにはグランドピアノがどーんと置かれていて、客席との距離近すぎますよ…!
ちょっと高い段になってるステージに登り、スタッフに人数を確認されて
友達と共にピアノ席から見て左側の3列目に行くよう指示を出される。
「どうしようどうしよう!凄い位置だよ!!」とテンションあがりまくっていたら
近くの人も同様に興奮しまくってて、初対面なのに手を取り合って喜んじゃったり(笑)。

つーか白ロリの自分をモニタで見たらすごい発光してて…周りの人たちに何度も指摘されて皆で大爆笑が起こった(爆)。
は、恥ずかしい…(汗)!
近くに座った子が「あたし目立とうと思って白着てきたのに、もっと凄い白がいたー(笑)!」とか
「まじ隣でありがとうだよ!自分見つけやすい(笑)!」とか挙句には何故か「ボス!」とか呼ばれ…ボ、ボス(汗)!?
全体を見渡すとスカートの膨らまないゴスロリさんを見つけたものの
やっぱバッチリめかしこんでる系のロリィタさんはいなくて、お姉さん系多かったです。
整理番号200以降なのに白い紙を渡されて1番より先に席を指定されてた人たち(5人くらい)が数人いたのが気になった。
関係者っていうかコネ系なんだろうな。
その人たちはピアノ席の右前あたりの席に座らされてました(おそらく顔が1番よく見える場所)。

とにかく興奮しまくりながらスタッフがピアノを磨く姿やカメラを覗き込む姿をひたすら観察してました。
曲が終わった後聞き惚れずに頭上で拍手するようにと支持があり、その拍手の練習をした後
「今からGacktさんがあちから登場しますが、出入口近辺の方は絶対にその柵から手を出したりしないで下さい」
というお待ちかねの流れ。
場内の興奮も一斉にヒートアップ。
Gacktの出入口となる近くに座ってた最上列の子たちが振り返ってキャーキャー言ってたので
多分既にGacktがそこにいたのでしょう…いいな(羨)。
何度もスタッフに「そこはセットとして存在しない場所だから見ないで下さい!前向いて!カメラはこっちだから!」
と注意されつつも一向に後ろばかり見てキャーキャー…畜生ー(悔)!

そして待ちに待ったGackt登場!!
立ち上がりはしないものの、皆必死に手を伸ばしてふりふりしまくり、Gacktコールの黄色い悲鳴。
ち…ち…近すぎますよ!!どうするのこれ!いいの!?という戸惑いもありつつ
ギャーGacktだー!!こっちに歩いてくるー!と喜びに似たある種のパニック状態。
でもすんごい嬉しくて。やっぱ距離の喜びって大きくてさ。
ライヴでは最前だってそこそこの距離があるくらいのキャパでやってる人が
今日は400人しかいない中で、グランドピアノが大きな存在感を放つほどの小さなステージ。
嬉しい、Dearsに感謝。

じっくりと客席を観察する程は自分の方を見てくれないものの
何度か視線を向けてくれて手を振ってくれて、ファンとして至福の時だなと思いました。
ピアノの前に着席したGacktはマイクに口をつけてボソボソ(笑)。
皆が騒いでるからGacktが声張り上げないと聴こえないのにボソボソじゃ困るよ…(笑)!
ゆっくりマイクに顔を近づけて少し左を向きながら「…元気?」と話し掛けてくれたので
皆揃って「元気ーー!!」と笑顔たっぷりで手を振ってご挨拶。
皆の反応を見て微笑むGackt…か、か、か、か、可愛すぎる(涙)!

「僕ね、あんま寝てなくて…ちょっと」と言いかけたところで「大丈夫ー?」やら「頑張ってー!」やらのファンの叫び。
最近思うんだけど、Gacktって「頑張って」と言われるの嫌い?
今日もライヴでもこれには「頑張ってるよ!!」とちょっと怒り気味で対応。
うんうん、Gacktが頑張ってるのは分かってるよ(笑)みたいな。
もうちょっと何か喋ってたんだけど、基本的にコネ席とかGacktの右側に座ってる子たちとの会話を少々って感じで
あんま左側は向いてくれませんでした。
出入口の方に座ってた子が多分グランドピアノの蓋とGacktの顔がかぶってたらしく「見えなーい」と凄い不満そうに言うと
Gacktはちょっと困った顔をして「そんな…皆仕事でやってるんだから」と返してました。

そんな交流タイムもつかの間、すぐに「本番入りまーす!」の声。
カウントが入り、一斉に静まり、Gacktの両手が鍵盤の上へ。
右足はペダル踏む為にペダルの上に置かれてるんだけど、左足は暇そうにまっすぐ伸ばしてかかとだけ地面に。
ほわほわとGacktのエゴプラ臭が漂う中、勿論曲は『Last Song』。
自分からGacktまでの距離は3Mあるかないかくらいで
収録だから当然マイクを使ってるんだけど肉声が聴こえてしまうのね。
声どころか鍵盤を叩くかすれた音も。
自分の側にGacktがいる〜って思っただけでも凄い感動でした…。
それを曲の間中感じていられる幸せ…。

ライヴの癖でその瞬間を無駄には出来ないっていう集中力が働いて感じようとするんだけど時間が足りない。
ライヴだと曲が進むごとににどんどん気分も入り込むけど
Gackt出てきてキャーって騒いだ後にバラード1曲で終わりで、最後は頭上で拍手しなきゃって…結構バタバタ。
途中で歌詞飛んだりとかした上にピアノもミスタッチがあったんだけど
ライヴだとそういうのに意識持ってくだけ損するからあんまそういうの気にしてなくて
とりあえずGacktがこの曲に込めた想いを感じる最高のチャンスって風にしか思ってないんだよね。
でもこれはライヴじゃなくてTV収録。
ミスがあればやり直しです。
Gacktのことだから例え収録でも側で聴いてるのはファンなんだから
その人たちに想いを届ける為には何度も同じ曲を撮り直すのって避けるような気がしてたけど
普通に2テイク目入りました。
ミスがあっても途中で切らずにとりあえず1曲通して演奏してくれるから、側で聴いてる立場としてはラッキーだけど。
一応TV用にちょっと短いバージョンで、前奏もジャンって和音落とすだけですぐ歌い始めです。

1テイク目が終わった後は近寄ってきたスタッフとひそひそ喋りながらはにかんでらっしゃるガク様(笑)。
もうね、キラキラしてるの…(笑)。久々に様つけちゃうよ、みたいな気分(笑)。
何度言っても足りないくらい可愛いです。
あの笑顔は何…悩殺されまくりですよちょっと。
曲は思い切りバラードで切ないものだけに、カメラには写されない笑顔がたまらなく美味しく感じました。
そして2テイク目撮影開始。
曲の後半でカメラが伸びてこっちにやってくるのが気になるけど、あまり写さないで下さいねと願いつつ
真剣な眼差しでGacktを見つめてました。目なんて離せませんよ。
自分の位置はGacktの真横で、俯きながらピアノを弾くGacktをじっくり見れる素敵な位置で。
髪の後ろがね、チョビっとはねてるのがまた妙に可愛らしくて(笑)。
曲は凄く切ない気持ちにさせられるのに、目に映るGacktを見てると微笑ましくなってしまってつらい(笑)。

2テイク目は歌詞ミスなかったし、ピアノも目立つようなミスなかったんだけど
最後の最後で頭真っ白になったかのように、いつもは上がるメロディがさがって違和感。どした?
その後またスタッフと打ち合わせ的な会話を少々して、こっちも振り向いてくれて
またマイクを通して「なんか、今日緊張しちゃって…」と恥ずかしそうに俯きながらはにかむGackt。
だからもうその笑顔がたまらないんですってば(昇天)。
こうね、口元が釣りあがって出来る皺っていうかラインがしっかり見えて、目線はこっちになくても笑顔が届くっていうか。
部分部分でピアノの練習をしたり、疲れた手を振ったりする仕草(手首から先をブラブラって)を見れちゃうことが美味しい。
手を振ってる時なんて数珠のぶつかり合う音がハッキリ聞こえるんだもん。

一旦はけて裏へ戻っていってしまいました。
多分映像チェックかな。ちょっと長かったような。
数分してまた戻ってきたGacktに、席近い子たちとの打ち合わせ通り「おかえりー!」と声を合わせて言ったりして(笑)。
Gacktが戻ってくるのを待ってる間「掛け声はせーのでいい?」とかいう相談が他からも聞こえてて
皆考えることは同じなんだな、みたいな(笑)。
でもこういうファンの気持ちって微笑ましいよね。
出入口にいる子たちが後ろを向いて騒ぎ出すと「あ、Gacktもうすぐ入ってくるんだな」というのが全員に伝わります。

ご丁寧にまた色んな角度を向いて皆に手を振ってくれた後
着席してまた何かボソボソ喋って(殆ど聴き取れません)3テイク目。
今回もラストのピアノが下がっていく違和感はあったけど
作曲Gacktだし、Gacktのその時の気持ちがそれでいいと思うのならそれも正解って感じ。
実は2テイク目撮り終わった後に「魂がこもってない」って言ってたらしくて
3テイク目ではその差がバッチリわかる程に凄かったです。
最近の歌い方ならではの拳が入るとゾクっとしちゃうよ。
分かりやすくGacktの感情の高ぶりが伝わってくるから。
息をギリギリまで吐きながら歌ってるので体が震えてた2テイク目より
技術的に余裕を持って感情を全面に押し出せた3テイク目を選ぶのは一目瞭然って感じでした。

もっと長く側に居て見つめていたい、もっと聴かせて欲しいって気持ちでGacktが立つのを否定するかのように
「えーーーー!」とブーイングの嵐。
それに対してもGacktは微笑んで、マイクを通して「みんな、ありがとね…」と言って皆に手を振って去ってゆきました…。



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