『Tokyo Cosmic Night vol.01』 morph-tokyo 2013年12月05日
出 演 : VANIRU/ the god and death stars
GUEST : Ken.Morioka(+Yukarie Közi Chargeeeee... KEI)
DJ : GIZMO KILLED THE STRIPES (ARATA NAKAMURA , MASAAKI YAGUCHI)



ここ数日ミゼラー活動の軌跡を辿って各ソロのレポとか読み返していたら
急にこぢに会いたくなって。
過去を振り返って「あの頃は夢中だったなー」とやや冷めた目で見てしまうものもある中
この公演が近日あるなら是非行きたい、と思うようなセンスが多く残されてたんだよね。
ライヴスケ確認したら今夜サポートでのギタリスト姿披露があると知って
当日の朝、急遽行くことを決めました。

仕事終わりギリギリまで本当に行くべきなのか悩んだんだけど。
ミゼラー友達に一通り声かけたけど皆口を揃えて「こぢはいいやごめん」…。
過去何度かKoziソロに足を運んだ皆が皆
スケ問題ではなく興味が「もう」ないそうで、時間の流れが切ない。
サポートする森岡賢さんという方も全く存じ上げず
知らない曲で、しかもこぢの曲ではなくただギターを弾く姿を眺めるだけ。
折角なら次のZIZでこぢをちゃんと堪能出来る機会を待とうか…
いやでも今会いたいんだよおお!
サポートという形を楽しめなかったとしても自分に合わないという判断を下す材料になればいいやと
中身には期待せず、とりあえず姿を一目拝もうという気持ちで一人で向かいました。

開場時間と同時に到着してすぐに入場。
受付でお目当てを聞かれて
「Koziさん…」「え?」「あの、サポートでやるみたいで…」「こう…?え?」
出演者リストを確認するスタッフさんに慌てて森岡さんの名前を告げようとするも出てこず
「あ!名前が漢字の人です!」で、どうにか解決ww



フロアに入ると人が全然いなくて、最前が埋まってないどころではなく
ステージに近付こうとする人が殆どいなくて左右の壁にもたれてる人が数人。
あれ?ここそんな感じ?
物販が出てたのでZIZのアルバムあるかなと覗いたけどなくて残念。
森岡さんとZIZのコラボCDは売ってたんだけど。
センターだけ最前埋まってたのでこぢの立ち位置が上手と教えて貰って(そんなレベル)
ちゃっかりわたしも最前に。
しかし数十分経過しても一向に2列目が出来なくてそわそわ。
もしかしてこぢ目当てって自分だけな予感…(汗)?
開演10分前くらいになってようやく30人くらい。
開場から開演まで1時間もいらないよね。

最初がthe god and death starsというバンド。
下手ベース、上手ギターボーカル、背後にドラムスというシンプルな構成。
目の前のギターボーカルを眺めながらこぢがこの距離か…!と興奮しつつも
飾りっけのないロックバンドだったので個人的に物足りなくて
こぢもこんな感じでとりあえずギター弾いてるだけなのかなーと冷静に傍観。
1バンド終わって振り返ったら人増えててビックリ。
それでも50人弱。キャパは300なんだけど。

3枚に切れた短冊状の幕が降りて転換タイム。
薄い網目状の幕だし短冊と短冊の間も広い隙間だったのでステージの様子は丸見えです。
わらわらと10名くらいのスタッフやら出演者やらがステージに出てきて
スピーカーやマイクスタンドの配置換えとセッティング風景を観察。
白に近い金髪のボリューミーなショートヘアで濃いアイメイクの人が出てきてこぢかと思ったけど
ドラムセットに座って調節してるからあれれ?頭もこぢより大きい気がするし違いそう。
違うバンドさんかなー?あ、でもあの人多分森岡さんだ、とおぼろげな情報を頼りに照合。
すると、目の前でしゃがんで機材いじってた人が、見覚えのあるギターに腕を通した。
ほえ!?ここにいたのがこぢだったの(笑)!?
ちなみにギターはしろうずこです。

アタッシュケースみたいな手持ち付ハードケースを開くと
中には色んな種類のエフェクターがずらり。
ケースを見開き状にして収納されたまま足で軽く踏んで音を確認してました。
靴は厚底じゃない普通の黒い革靴。
厚底じゃエフェクター踏めなさそうだけど(今までどうしてたんだろう)
厚底じゃないこぢが新鮮。
名前を呼んだら確実に聞こえるであろう距離だったけど
準備中の接触はよくないよねと我慢して静かに観察。
でも内心「きゃー!こぢー!こぢー!」って一人盛り上がってました(笑)。
手を振りたい衝動を抑えて柵を握る手の汗ばみったら。

お目当てのこぢの立ち位置すら把握せずに来ちゃったわたしは
当然このバンドメンバーの形態も知らず
ステージ所狭しと設置される数々のアイテムに自然とわくわく。
まずマイクスタンドの数が異常。
下手に1本、センター下手寄りに1本、上手寄りに1本、上手に2本(うち1本は楽器の音拾い用)。
センター下手寄りにキーボード、ドラム横にDJブースらしきもの。
楽曲予習せずに来ちゃったけど、これはなんだか面白そうな気がする!

そしていよいよ暗転。
ノリのいいっぽい曲が流れて、幕越しにメンバーさんたちの入場を迎える。
1バンドめは場内棒立ち時々拍手といった感じだったけど
森岡さんが入場早々に「フゥーー!」と甲高い奇声を発してオーディエンスも手を挙げて同じように応えて
お!これは盛り上がる予感しかしない!とわくわく上昇。
下手ベース、下手寄りが森岡さん、上手寄りにこぢ、上手はサックスの女性でした。

幕があがってようやくクリアなお姿がお目見え。
モワティエにありそうな黒のロングコートで
首元は柔らかそうな生地がくしゃっとしたタートルが見えた。
パンツは外側に光沢のある小さなボタンがついててオシャレでした。
カラコンはしてなくて黒い瞳で、白塗りだけどやや薄化粧な感じ。
首と耳はドーラン塗ってなくて、相変わらずピアスいっぱい。
髪の毛は整髪料使った感じはせずストンとしてたし
ネックレスも指輪もネイルも手袋もしてなくて、こぢにしてはナチュラルな印象。
正直ほうれい線が気になったけど、お互い様ですよね…もう若くないのは事実ですもんね…。

こぢが手を挙げると長袖から覗く手首に入れ墨が見えて懐かしい気分。
全然長袖に隠れるレベルじゃない主張っぷり(笑)。
目の前にこぢがいることがすごく嬉しくてキラキラの眼差しで見てた。
会いたいと思いたった日に会えるってすごい。
会いたいと思った時にまだ活動していてくれたことが嬉しい。
視界には入ってるんだろうけど、特に客席を見たりかまったりすることはしないこぢさん。
相変わらずシャイなあんちくしょうですね。
でも何度かチラっと目があった、よ、多分。

当然のことながら知ってる曲は1つもなかったけど
どの曲の展開も退屈させないノリの良さで森岡さんもこぢもノリノリ。
Koziソロでギター弾いてた時より動きがダイナミックだった気がする。
こっちも気持ち過剰なくらいにリズムに身を任せて目一杯楽しみました。
ドラマーさん(後でZIZドラムのチャヂさんだと知った)なんて何度もイスの上に立ちあがっちゃって
顔芸レベルで表情変わるし後ろにいるのに存在感パネエ感じでめっちゃ煽る!
ヒトラー式敬礼のアレンジとか、肘を曲げた腕を交互に突き出すフリとか
結構難しいリズムの手拍子とか色々あって、割とお客さん参加型。
折りたたみ発生にはビックリしたけど、柵から乗り出して最前揃って激しくあらぶって楽しかった!

こぢの前にマイクスタンドがあるということは当然歌っちゃったりしたわけですが
前半の数曲はちょろっとマイクに近づいてコーラス入れる程度で
小箱だから当然音響もよくないので殆どよく分かんない状態だった…。
でも終盤は森岡さんと割と対等にツインボーカルっぽい感じで歌ってて
この音源欲しいかもー!と思いながら聴いてた。

ていうかね、もうめちゃくちゃ可愛いわけですよ…!
ギターをかき鳴らす仕草も、リズムに乗って体を揺らすのも
見ていて笑顔がこぼれまくりでした。
こぢと向かい合って思いっきり折りたたみ合うとか楽しすぎる!!

こぢたんすごく暑そうで、最初は「おー顔の汗すごいなー」と思ってたんだけど
ライヴが進むごとに顔から滴り落ちるのね。
汗とドーランが混ざり合った濃厚な白い汁が黒いコートにポタポタ垂れて
なんかもうh.naotoにこういうペイントの服よくありますよねっていう状態だった(爆)。
モワティエからナオトへのブランドチェンジ。
首周りもべっとり白塗りついちゃって
白塗りって大変ですよね、とコスしてた頃のことを思い出したり。

全部で5曲くらいやって、最後にライヴ中ずっと使ってたピックを投げて退場。
隣の人がキャッチしたので見せて貰ったら
赤いピックに猫のイラストがついてました。
それまで名前呼ぶタイミング見つからなかったから、ここぞとこーぢー!って叫んだ!
他にも結構こぢコール起こってて、やっぱりそれなりにファン来てたんだなと安心。

ふあー!楽しかった!!!
こぢツイの予告では「あてくしポロロンいたします」としか書かれてなかったから
本当にちょこっとギタリストとしてステージに佇んでますよくらいのものかと思ったのに
行ってみたら全然違ったし!
ポロロンどころかギュインギュイン歪ませちゃってすっごい激しかったし歌っちゃうし
思ってたより全然美味しくて大満足(*´∀`*)
かーわいかったよおおおお

一応最後のバンドも見ていこうと思って何気なく転換ステージ眺めてたら
こぢが出てきて目の前で機材片付けてて
またしても話しかけたくなるのをぐっとこらえて観察。
名残惜しくもしろうずこがケースにしまわれるのを見守りました。

終演後、物販に駆け込んだのは言うまでもなく。
売り子のお姉さんが開演前にあたしがZIZのCD欲しがってたのを覚えてて
最初置いてなかったZIZグッズ増えたよとインタビュー本をオススメしてきた。
写真とかはあんまりもうコレクションする気ないんだけどなーと思いつつ
見本があったので軽く立ち読みしたらZIZ結成のまとめと見えたので
コラボCDとあわせて勢いでお買い上げ。
これについてはまた別記事でそのうち書きます、多分。

色んな想いは抱えきれない程に抱えてるけど
単純に楽しくて満足なライヴで一日経った今もほわほわしてます。
勇気出して行って良かった!




SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu