>>再会の風 |
瞳の中に与えられた星の煌き 輝いていることを知っているのによく見えない 流れて消えてしまうから あの頃と何も変わらない風景は 薄れてゆく記憶に泣いている 懐かしい想いが 眠っていた奥の感情の羽根を広げ 飛べない鳥と諦めつつも 空に帰ろうと立ち上がる 空白の彼方できっと待ってる 色とりどりの光たち |
『記憶と空』にヒントを得つつ、薔薇の聖堂のステージを思い出して書いたもの。
風っていう言葉が凄く当時のマリスらしいと思った。
形を持たず、捕まえることも出来ず、一瞬触れて消えてしまう…それが血族。
Mana様は絆という言葉を多用していたけれど、本当にあるというより焦りが強かった。
『記憶と空』を聴いたことで、過去を呼び起こすことが少し現実的になって
2期のようなマリスを見れることも空想だけで終わるとは限らないと思った。
2期最後となった『Le ciel〜空白の彼方へ〜』の世界観の中で
黒・青・赤・紫・黄…あの5人が時間の流れを待っているような感覚。
例えそれが一瞬であろうとも、再会を夢見てしまうよ。
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