>>merveilles |
ある日 おとぎの国という一冊の本に出会った 見たこともない素敵な登場人物に心を奪われ 読み進めるうちに すごく すごく 好きになった 珍しく 何度も同じ本を読んだ 読み終わったらお話は終わりだと思っていたあたしに 本を閉じても 話は永遠に続くのだと教えてくれたから ある日 おとぎの国の住人は忽然と姿を消した でも本はあたしの手の中にあって その現実だけは 嘘じゃなかった ある日 続編を見つけて喜んだ 読み進めるうちに 終わりを感じた 何度も 何度も 読んだけれど このお話には 続きが想像出来ていた でも何かを期待して その本を読んでいた ある日 夢の中でその住人と出会った 遠くを見つめる彼等には 近くが見えないのだと言う 何かを言いたそうに 蝶が舞っていた やがて おとぎの国は闇に呑まれ 花も 虫も 人も 気持ちも 闇になった あたしの手にあるこの本が 淡く光を放って 消えそうになっている |
あたしのマリスに関する軌跡をそのまま書いてみたもの。
満足した時にはまだまだ続くと言われ、期待が膨らんだ時には失っていた虚しさ。
3期という形で存在していても、それは望んだものとは違って
消えかけの蝋燭のように思えていた。
Mana様の表情はいつもどこか遠くを見ていて、思考もそんなように思えた。
漠然と「神様助けて」と祈ったってどうにもならないのに
実際今何が必要でどうすべきかなんてことは、当時のMana様には無理があったのかもしれない。
Kami君を大事にしたいとか、見た目だけについてくるファンをふるいにかけるとか
言いたいことは分かるのだけど、それが自分の首を締めていると気付いて欲しかった。
消えゆくマリス熱は今だけじゃなく、輝かしい過去へも流れていって
自分を強く保っていないと、悲しみの渦に呑まれてしまいそうな気がしたんだ。
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