>>虚言の壁 |
あたしは予感に振り回される 浮かぶ予感は全て相反する予感を連れているから 1つだって確信づかない 笑ってちゃいけない気がする 呑気でも許される気がする 落ち込んでちゃいけない気がする 落ち込むべきかもしれない 立ち止まってちゃいけない気がする もっと考えなくちゃいけない気もする 忘れちゃいけない気がする 直面したら向き合えばいいだけのような気もする 自信がないから真似してたのかな 誰かを演じて活気付く自分 認められて自信がついて …それ あたしじゃなかったかもしれないのに 成りきるのは小さい頃から大の得意で 悪いことしてないと思い込めば あたしは正義 言ってないと反発すれば 存在した台詞は消える あの人が好きと想えば 命だって惜しくないなんて言える どっかに真実落ちてませんか? |
物事がうまくいかないと、何かしら原因がある筈だと思って
改善する為に自分に使命を課すんだよね。
ああしなくちゃいけない、こうしなくちゃいけない。
だけどそれって当然己から自然に出てくるものではないわけで
好き放題やって秩序を乱すのもよくないけれど、若干の背伸びをしているということで無理はあった。
この頃のあたしには、適度に目標を掲げてこなす程
自分のことをコントロール出来る余裕なんてなかったから
同化出来ずに演技になってしまっていて、ついてゆけない本心の自分が待ってくれって叫んでた。
ありのままのあたしを見せた時、いらないと言われたら終わり。
好きで居て欲しくて自分を偽ってしまうのは、あたしの方だったのかな。
あたしは自分を偽っていることにすらずっと気付かなかった。必死だったよ。
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